2006年12月31日
2006年12月31日
2006年12月31日
2006年12月31日
岳(3)/石塚真一

9月に第2巻が出たばっかりなのに、もう3巻が発売されました。この頃、増刊号だけでなくビックコミックオリジナルにもよく掲載されてるからな。3巻の発売前にもオリジナルに1ページのカラー広告が載っていたりして、小学館のやる気がうかがえます。
世間的に認知度があがってくると、逆に引いてしまうという困った性格のボクですが、やっぱりいいものはいいので2巻に続いて紹介します。
あいかわらず山でひとが死んだり生きたりしています。死ぬひとはだいたい凄惨な死に方をし、「岳」のリアリティを支えています。主人公の三歩は朗らかな笑顔をして山そのもののような包容力で全ての山に向かうひとを受け入れています。山の天使なのか、悪魔なのか、彼に魅入られたひとたちは決して山から離れることはできないでしょう。山に登らないボクですら山に行ってみたいなと思うほどです。実はかなり危険な本だったりするのです。
来年あたりドラマか映画になるかもしれないなぁ・・・。
■岳(2)/石塚真一
2006年12月30日
進々堂で本を読む。
年末で忙しいはずなのに、カフェ進々堂に行き、コーヒーを飲みながらゆっくり本を読んで過ごす。
もっていったのは「エンディミオンの覚醒(上)/ダン・シモンズ」。90年代のSFの金字塔、「ハイペリオン」シリーズの4作目。上下巻、各700ページのくらくらするようなボリューム。「ハイペリオン」「ハイペリオンの没落」「エンディミオン」とそれぞれ同じようなボリュームなので、毎年、年末年始に読んでいる。4年越しでようやく最期のシリーズに到達。1年もブランクがあくと前のシリーズがどんなだったか、かなりぼんやりしているのだけど、読み始めたらいろいろ思い出した。まだ、序盤だけど気持ちがだんだん盛り上がってきた。
没頭して集中的に読みたいのだけど、明日から香川の実家に帰省です。