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Posted by 京つう運営事務局 at

2009年04月22日

バラードの死



春になるとSF作家が死んでいく。
2006年3月27日にスタニスワフ・レムが、2007年4月11日にカート・ヴォネガットが、2008年3月19日にアーサー・C・クラークが、そして昨日の夕刊に小さくJ・G・バラードの死が伝えられていた。あやうく見逃してしまうような小さな記事だった。

音楽に限らずニューウェーヴとか、ヌーベル・ヴァーグに条件反射的に反応して、とにかく従順な子犬になって尻尾を振ってしまう僕にとってとってSFの新しい波といえばJ・G・バラードでした。

世界が結晶化する『結晶世界』、水の底に世界が沈んだ『沈んだ世界』、あらゆるものが完備された高層マンションのなかで階層ごとの確執が深まる『ハイ・ライズ』あたりが僕のお気に入り。好きな作家なので、その死は残念なのだが、ずっと絶版になっている『ヴァーミリオン・サンズ』がこの機会に復刊されないかな、と考えてしまう。

  


Posted by もり at 01:35Comments(0)ヒト

2006年07月13日

新しいブルースを楽しもう。

忌野清志郎さんが喉頭ガンと診断され入院したそうです。

HPを見るとお知らせとして自筆の原稿がアップされてます。
スケジュールをキャンセルすることに対するお詫びのあと、

 何事も人生経験と考え、
 この新しいブルースを楽しむような気持ちで
 治療に専念できればと思います。
 またいつか会いましょう。夢を忘れずに!



キヨシローらしいメッセージにちょっと泣きそうになりました。

とにかく今は手術の成功を願うばかりです。

またあの声とあの言葉で、歌うすがたを見れるようになることを祈っています。

忌野清志郎公式HP
忌野清志郎、オフィシャルサイトで癌を告白。今後のスケジュールはすべてキャンセルに - bounce.com [ニュース]   

Posted by もり at 19:31Comments(3)ヒト

2006年07月04日

滋賀県知事とサバのようなアマゴ。

 
 滋賀県の知事選挙があり精華大学の教授でもある嘉田由紀子氏が21万7千票を集め当選した。選挙やってるんだぁというくらいの認識しかもっていなかったのだけど、今朝の新聞を読んでボクは嘉田新知事を応援することに決めたのだ。

 今回の選挙で大きな争点になったのは新幹線の新駅建設であるが、ボクにとっては琵琶湖水系のダム建設のほうがずっと切実な問題だ。
 ※ここであげるダム建設とは高時川丹生ダムです。
 
 琵琶湖水系のダム建設に関しては淀川水系流域委員会がダム建設の意義に疑問を呈し、さらに国交省の近畿河川事務局もダム建設の見直しを提言、大阪府と京都府も建設費負担の予算化を見送り、事実上の凍結に至った経緯があります。
 そんななか前滋賀県知事の国松善次氏はダム建設をあくまで推進していました(県議会もです)。その姿は建設ありきのダム建設推進にしか見えませんでした。

 丹生ダムの建設が予定されていた高時川でボクは何度かいい釣りをしたことがあります。ちょうど梅雨のころ、増水気味の高時川の上流部でサバのように太ったアマゴを釣りました。ヒゲナガが身体にぶつかってくるほどのスーパーハッチとともに、その釣りを今でも鮮明に思い出す事が出来ます。

 高時川へはこの数年通っていないけれど、ずっと残しておきたい自然が流域に多く残っています。(余呉に新しいスキー場が出来て以来、すぐ川が濁るようになったそうですが・・・)

 そういうわけで釣りバカの勝手ですが嘉田新知事の手腕に期待しているのです。

 精華大学の教授ということもなんとなくシンパシー。

嘉田 由紀子
 精華大学 嘉田 由紀子
国松善次後援会

琵琶湖河川事務局
淀川水系流域委員会

京都新聞  滋賀県知事に嘉田氏 新駅、ダム転換迫る
湖岸のほとりのお仕事日記  

Posted by もり at 02:33Comments(2)ヒト

2006年06月10日

ドイツといえば・・・。

 ワールドカップがはじまりましたね。ついに!うちはHDDもDVDレコーダーもないので今大会もビデオテープに録画です。しかも地上波のみ。何試合くらい放送があるのかな?決勝トーナメントにすすめば全試合放送されるはずだ。
 で、オープニングマッチのドイツコスタリカ。前半終わってで2対1。ドイツがリードしてます。地元開催だし、いちおう優勝候補のひとつでもあるドイツ。押し気味に試合をすすめてます。


 サッカーとはまったく関係ないけれどドイツの思いでもっとも古い記憶は“NENA”だ。当時、中学生だったボクは洋楽に興味をもちはじめたばかりで「ベスト・ヒット・USA」を見ていた。そのときビルボードのチャートを登ってきたのがネーナ“99 Luftballons”だった。
 記憶に強く残っているのはそのポップチューンではなくボーカル、ネーナの「脇毛」だ。しかもかなり濃密な。
 それは男子中学生にはとても信じられない光景だったのだ。
 強いカルチャーショックを覚えた。それはエロスに依拠するものだったのかもしれないが、唖然呆然として、翌日のクラスで静かに、しかし熱い話題となったことは間違いない。おそらく日本中の男子中学生がなにか得体のしれないもやもやした気持ちを抱いたはずだ。
 
 ボクたちの世代の共有された記憶のひとつである。  

Posted by もり at 01:50Comments(1)ヒト

2006年05月09日

萱野茂氏、死去。

アイヌ民族とアイヌ文化を守るために生涯を費やした萱野茂氏が5月6日亡くなった。
アイヌ民族初の国会議員として、国会ではアイヌ語で質問をした。

議員を引退するときに萱野氏は
「狩猟民族は足元が暗くなる前に故郷へ帰るものだ」
という言葉を残している。


アイヌには「お前の村の踊りを踊れ」という言葉もあって、
ボクはソウル・フラワー・ユニオンのファーストアルバム“カムイ・イピリマ”でその言葉を知ったのだ。




ボクのココロを熱く振るわせる音楽や本、映画、ヒト、言葉についてのブログです。

  

Posted by もり at 00:38Comments(0)ヒト