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Posted by 京つう運営事務局 at

2012年04月30日

モンカゲロウと憂鬱な夜



ヒゲナガカワトビケラの発見から約10日。賀茂大橋で今度はモンカゲロウを見つけました。

山陰へ釣りに行ったTさんとUさんは今頃、水生昆虫のハッチの中で緊張と興奮、歓喜と落胆を繰り返しているのかと思うと悶々とした気持ちを抑えることができません。

僕の解禁はいつになるのでしょうか?憂鬱な夜が続きそうで、しばらくはむちっと太ったモンカゲロウの悩ましい肉体を夢に見そうです・・・。

ところで、先に羽化のはじまったヒゲナガですが、毎日橋の上で観察しているとたいていひとつの欄干に複数匹のヒゲナガがいるときと、まったく見当らない日と両極端になっています。やはり気候などの条件により羽化する日とそうでない日が明確に線引きされているようです。つまり、水温や気温などのデータをとっていけば、ヒゲナガが羽化する日とそうでない日がわかるということで、それは釣りの結果に直結するハズなのです。

やはり、川の近くに暮らしできるだけ川に足を運ぶ必要があります。悶々とした夜を過ごし、モンカゲロウの夢を見ている場合じゃないってことです。  


Posted by もり at 22:58Comments(0)ムシ

2012年04月29日

GWの朝



当初の予定では今ごろ山陰の川で釣りに興じていたはずだったのですが、息子がケガをしてしまいすべてご破算になってしまいました。

ゴールデンウィークの前日、学校の遊具から落ちて右腕前腕部にヒビがはいってしまいました。酷く痛むときがあって、ときおり顔を顰めています。息子も釣りとキャンプを楽しみにしていたので落ち込んでいます。

今日もよい天気です…。
  

Posted by もり at 11:33Comments(4)コドモ

2012年04月20日

4月28日は『相米慎二ナイト』!



写真は大阪のシネ・ヌーヴォで開催された『没後十年 相米慎二の世界』のちらしなのですが、京都みなみ会館でも4月28日にオールナイトで『相米慎二ナイト』が開催されます。

上映作品は『翔んだカップル』、『セーラー服と機関銃』、『台風クラブ』、『お引越し』の4作品。ちらしにも使われている薬師丸ひろ子主演の『セーラー服と機関銃』(中学生のとき観に行きました!今から思うと当時、角川が彼女の売り出しに使ったプロモーション費用ってハンパなかったです・・・)もいいのですが、とにかく、絶対『台風クラブ』です。個人的には、日本映画のオールタイムベストのひとつです。

思春期を迎える中学生男子女子の不安と台風の襲来をリンクさせ、そこにプレ青春期の抑圧された感情や孤独感や幼い欲望をごった煮し、台風到来の夜に全ての感情が融合し爆発するシーンは、映画史上に残るクライマックスです。

途中挿入されるバービーボーイズの歌もいいし、素行不良の大人を演じる三浦友和も最高です。全ての映画ファンと、全ての思春期の妄想から逃れらないでいる大人は観るべきです。

僕も久しぶりに大きなスクリーンで『台風クラブ』を見たいのですが、4月28日は夜から釣行に出発する予定です。今年の釣りの解禁は、やっぱりゆずれません・・・。

『オールナイト上映 相米慎二ナイト』
日時:4/28(土) 開場23:00 (7:05終了予定)
・23:15 「翔んだカップル」
・1:15 「セーラー服と機関銃」
・3:30 「台風クラブ」
・5:00「お引越し」

■京都みなみ会館HP
■シネ・ヌーヴォHP  


Posted by もり at 21:28Comments(0)シネマ

2012年04月18日

ヒゲナガの季節



鴨川にかかる賀茂大橋の欄干で、今年はじめてのヒゲナガカワトビケラを発見しました。
ここ数日、20度前後まで気温が上がったせいなのでしょうか?

4月も半ばを過ぎました。来週末はもうGWです。今シーズンの解禁からはや2ヶ月、ようやく僕の解禁を迎えます。今年の初釣りは山陰方面で調整中です。そろそろフライを巻いておかないといけません!  


Posted by もり at 21:27Comments(2)ムシ

2012年04月15日

『山漁 ~渓流魚と人の自然誌〜/鈴野藤夫』


『山漁 ~渓流魚と人の自然誌〜/鈴野藤夫』(農山漁村文化協会)

タイトル通り渓流魚“ヤマメ・アマゴ・イワナ”と人との関わりについて広範に書かれた本。目次は以下の通り、「渓流魚の博物誌」「魚止考」「渓流魚の漁法」「保存と食法」「渓流魚の伝説」「職業漁師」「伝統釣法」「渓流魚の民俗」「釣魚余談」「川虫の民俗」となっており、渓流釣りをするひとなら何処から読んでも興味深い内容になっている。

江戸時代を含む多くの川や魚に関する文献を引用し、また1000ヶ所以上を訪れたという渓流釣りを通し、実際に見聞した内容を盛り込んでいる。そこで思うのが、いつものことであるが、かっての渓流の個性的で豊潤な姿だ。川の流れは決してとどまることがなく、瞬間瞬間違った様子を見せている。それ故、地域によって違った漁法が発展するのだ。同じ景色などどこにもないのだ。しかし林道の開発、森林の伐採、堰堤の設置と、ひとは目先の経済的な利益だけを目的に、“便利”を旗頭に掲げて全てをフラット化してきたのだ。

著者の鈴野氏は昭和21年生まれ。都市から農村、山間部へと開発の進む日本の高度成長とときを同じくして成長してきた。そしてそれは文献だけでなく、各地域に残る文化をギリギリ取材できた世代だ。僕が釣りをはじめた頃には、車でどこへでも行けるし、どんな山奥の谷にも堰堤があって、その脇に伸びる林道を歩くことができたのだ(そしてそれを釣れない理由にしてきた!)。

といった僕の愚痴はともかく、内容はすばらしくどのエピソードも興味深い。なかでも“滝太郎”や“漁師を呑んだ大イワナ”の項がある「渓流魚の伝説」は釣り人の夢を際限なくかき立ててやまない。今も、深い山奥の大きな淵の底には大イワナが居るに違いないのだ。

日本は、その国土のほとんどが山地で、しかも年間を通して雨がよく降る。それは、この国に豊かな渓流があるということだ。平野部で育った僕には、コイやフナのような魚がひとの生活圏内と同じところに居て、密接に繋がっているイメージがあった。渓流釣りをはじめるまでは、イワナやヤマメは『釣りキチ三平』の中と、人が稀にしか足を踏み入れないような山深い谷の奥にのみ生息するものだと思っていたのが、渓流魚もひとの生活の近くに棲み、それぞれの時代にそれぞれの暮らしと密接な関係があったのだ。全編を通じて、人と渓流魚のつながりについて、理解を深めることができる好著だ。

鈴野氏には他に『峠を越えた魚―アマゴ・ヤマメの文化誌』や『魚名文化圏 イワナ編 』などもあって、ぼちぼち探して読みたいと思います。

   


Posted by もり at 14:32Comments(2)ホン

2012年04月11日

京都みなみ会館の会員更新!



今年も京都みなみ会館の会員を更新しました。もう20年来(!)のRCS継続会員なので、7000円でリザーブチケット5枚と招待券5枚がセットになっていて、絶対お得!RCSが撤退して京都シネマや一部シネコンにまで、みなみ会館向きの映画がとられて、年々マイナー感が強くなっていて心配ですが(なんかゾンビ映画の比率が高くっているような・・・今週も『ゾンビアス』が上映されてます!)、今年も僕はみなみ会館の味方です。

京都みなみ会館HP
ゾンビアスHP  
タグ :みなみ会館


Posted by もり at 20:53Comments(0)シネマ