2006年05月31日
京都えき美術館と「よるくま」

昨年、世界最大級の児童文学賞とされるアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞した荒井良二をはじめとして、島田ゆか、酒井駒子らの絵本の原画が展示されます。
また荒井良二のトーク&サイン賞やサラ・ファネリのサイン会も催されます。

よるのように真っくろなよるくまと男の子の冒険物語。
どこかへいってしまった母ぐまをいっしょに探すよるくまと男の子。家にもどこにも居ず、見つからない不安と緊張がだんだん増していきます。よるくまが流すまっくろな涙、あたりも暗くなってきたところに、流れ星が流れます。
たすけて ながれぼし!
よるくまの切ない願いが流れ星にたくされる瞬間がスリリングで背筋がゾクゾクします。いや、まじで。
これはいちど読んでみてください。酒井駒子の絵はかわいいのに、夜の闇はけっこう深いのでいっそうその世界にひきづりこまれるのです。
島田ゆかの「バムケロシリーズ」もおとなに楽しい絵本ですね。(もちろん、こどもにも。)
2006年05月29日
植物園
北山にある京都府立植物園にいってきたよ。
自宅から出町までいったあと、賀茂川沿いに自転車で北上。学生の頃はよく走った川沿いの道。西側には賀茂街道には大きな木が生い茂りミドリが気持ちいい。川の中州や川沿いにも雑草がはびこりきっとそのあたりの花粉に反応したのだろう。しばらく目が痒くてしようがなかった。
植物園へは南側の正門から入園。
バラの花がちょうど見ごろだったらしいが、観覧温室にはいりゆっくり見てまわった。




湿度が高くてむしむししてバナナがぶらさがっていてちょっと南国気分。
植物園への入園は200円。
温室への入園はさらに200円。
自宅から出町までいったあと、賀茂川沿いに自転車で北上。学生の頃はよく走った川沿いの道。西側には賀茂街道には大きな木が生い茂りミドリが気持ちいい。川の中州や川沿いにも雑草がはびこりきっとそのあたりの花粉に反応したのだろう。しばらく目が痒くてしようがなかった。
植物園へは南側の正門から入園。
バラの花がちょうど見ごろだったらしいが、観覧温室にはいりゆっくり見てまわった。
湿度が高くてむしむししてバナナがぶらさがっていてちょっと南国気分。

植物園への入園は200円。
温室への入園はさらに200円。
2006年05月26日
ブギーバックのカバー

竹中直人とワタナベイビーが心のベスト10 第一位「今夜はブギーバック」をカバー。
信藤三雄監督の「男はソレを我慢できない」のテーマ曲らしいです(二人は共演してるそうだ)。
アニはどっち?
っていうか人数足らなくない??
なくなくない???
■男はソレを我慢できない公式ブログ
2006年05月24日
尺ヤマメとヒゲナガ。

この頃、夕暮れどきに鴨川へいくと橋の上の灯りに虫がわさわさと集まっているのを見かけますが、それはヒゲナガカワトビケラなのだ。
渓流に棲むヤマメやイワナたちにとって、彼らの食生活を彩る栄養価の高い食材であり、ボクのような釣りバカにとっても釣果を左右する最重要水生昆虫である。写真のヒゲナガでは羽に隠れて確認できないけれど、ぷりぷりしたお腹はほんとうにうまそうだ。魚たちが狂う気持ちも理解できる。

でも、すごいヒゲナガのハッチと満足のいく釣りがちゃんとマッチすることは、やっぱり稀なことで疲労だけが残ることのほうがずっと多いのだ。重い足取りで川をあがることになる。

写真の



2006年05月23日
『海を見る』
5月27日よりみなみ会館でフランソワ・オゾン監督の「ぼくを葬る」が公開されます。監督の作品としては「8人の女たち」や「スイミングプール」が有名なのですが、いちばんすごいのは「海を見る」。

一瞬、う○こがスクリーンいっぱいに映し出されかなり引きます。
しかも水洗トイレに浮かんでいてリアルにやな感じなのです。
映画館であんなに不快な気分になったのはほかにないです。
(いや、ありました。マルキ・ド・サドの「ソドムの120日」を映像化したパゾリーニの「ソドムの市」が。あの映画のなかではう○こ食べてたような気がします。まあ、「ソドムの市」は変態映画といっても過言ではないのでしようがありません。)
ところで、「海を見る」なのですが、フランスの監督らしく色づかいがとてもきれいです。でもスクリーン全体から漂ってくる不協和音に気持ちは決して平穏になることがなく、ずっとざわざわして落ち着かないんです。映画を見ている間、不安が膨らみきらずにボクの気持ちの底のほうで寸止めされて、居心地の悪いまま終幕に向かいます。
あの不快感の振り切れなさかげんがオゾン監督の本質のはずなのです。
ゆる~い不安な感じは決して解放されることがないのです。
だいたい、フランソワ・オゾンって名前自体かなりうさんくさいと思いませんか?

一瞬、う○こがスクリーンいっぱいに映し出されかなり引きます。
しかも水洗トイレに浮かんでいてリアルにやな感じなのです。
映画館であんなに不快な気分になったのはほかにないです。
(いや、ありました。マルキ・ド・サドの「ソドムの120日」を映像化したパゾリーニの「ソドムの市」が。あの映画のなかではう○こ食べてたような気がします。まあ、「ソドムの市」は変態映画といっても過言ではないのでしようがありません。)
ところで、「海を見る」なのですが、フランスの監督らしく色づかいがとてもきれいです。でもスクリーン全体から漂ってくる不協和音に気持ちは決して平穏になることがなく、ずっとざわざわして落ち着かないんです。映画を見ている間、不安が膨らみきらずにボクの気持ちの底のほうで寸止めされて、居心地の悪いまま終幕に向かいます。
あの不快感の振り切れなさかげんがオゾン監督の本質のはずなのです。
ゆる~い不安な感じは決して解放されることがないのです。
だいたい、フランソワ・オゾンって名前自体かなりうさんくさいと思いませんか?
2006年05月22日
空豆のパスタ
先日、実家から空豆が大量に送られてきた。よく晴れた日曜日にボクは空豆のパスタを作ったのだ。
おおぶりの空豆のさやを割ると二個か三個の豆が白いふわふわの綿毛に包まれてはいっている。
1.空豆を塩をいれた熱湯で一気に茹でる。
2.熱したフライパンにオリーブオイルとつぶしたにんにんくを入れていためる。
3・茹で上がったパスタ(パスタの茹で汁も少々)と空豆をかきまぜるようにして、塩、コショウ、しょうゆで味を調える。
4.さいごに粉チーズを好みで振ってできあがり。


初物の空豆は昼間とビールによく合うのだ。初夏の強い陽射しと空豆の青臭い味がこれからの夏を強く感じさせてほんとうにうまいのだ。
