2006年05月31日
京都えき美術館と「よるくま」

昨年、世界最大級の児童文学賞とされるアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞した荒井良二をはじめとして、島田ゆか、酒井駒子らの絵本の原画が展示されます。
また荒井良二のトーク&サイン賞やサラ・ファネリのサイン会も催されます。

よるのように真っくろなよるくまと男の子の冒険物語。
どこかへいってしまった母ぐまをいっしょに探すよるくまと男の子。家にもどこにも居ず、見つからない不安と緊張がだんだん増していきます。よるくまが流すまっくろな涙、あたりも暗くなってきたところに、流れ星が流れます。
たすけて ながれぼし!
よるくまの切ない願いが流れ星にたくされる瞬間がスリリングで背筋がゾクゾクします。いや、まじで。
これはいちど読んでみてください。酒井駒子の絵はかわいいのに、夜の闇はけっこう深いのでいっそうその世界にひきづりこまれるのです。
島田ゆかの「バムケロシリーズ」もおとなに楽しい絵本ですね。(もちろん、こどもにも。)
Posted by もり at 00:01│Comments(1)
│ホン
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詳しくは......
荒井 ゆか、決して表に出ない......【芸能界、決して表に出ない、マル秘、ないしょ話】at 2007年03月28日 01:48
この記事へのコメント
最近疲れ気味の私、ときめく情報をありがとう。家族でいってきます。
ちなみにわたしは島田ゆかと瀬川康男、ガブリエル・バンサンが特に大好き!
ちなみにわたしは島田ゆかと瀬川康男、ガブリエル・バンサンが特に大好き!
Posted by あっこ at 2006年06月04日 00:42