2006年05月24日
尺ヤマメとヒゲナガ。

この頃、夕暮れどきに鴨川へいくと橋の上の灯りに虫がわさわさと集まっているのを見かけますが、それはヒゲナガカワトビケラなのだ。
渓流に棲むヤマメやイワナたちにとって、彼らの食生活を彩る栄養価の高い食材であり、ボクのような釣りバカにとっても釣果を左右する最重要水生昆虫である。写真のヒゲナガでは羽に隠れて確認できないけれど、ぷりぷりしたお腹はほんとうにうまそうだ。魚たちが狂う気持ちも理解できる。

でも、すごいヒゲナガのハッチと満足のいく釣りがちゃんとマッチすることは、やっぱり稀なことで疲労だけが残ることのほうがずっと多いのだ。重い足取りで川をあがることになる。

写真の


