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Posted by 京つう運営事務局 at

2007年06月06日

梅雨入り前のイワナ釣り

 日中は既に夏のように暑くて、じりじりと射す日射しにうんざりするのだけど、夜には随分涼しくなってまだ過ごしやすいのは、太平洋高気圧が張り出しているのではなく、大陸からの高気圧の影響が強いからだ。
 なので梅雨前線は南海上で停滞したままで、梅雨入りが例年より遅れそうだという記事を今日の夕刊で読んだ。
 梅雨を前にして、いくつかの地域でもう渇水の心配が広がっているようだ。

 日曜日に釣りにいった北陸の川も水量が著しく減水していた。この1週間くらいは1〜2回雨が降っていたので、予想外だった。ただ、その川は取水堰があちこちで無造作に行われているので、入る場所によって水量がずいぶん違う。

 いつも一緒に釣りにいく、TさんとUさん、それにUさんの子ども二人が今回の釣行のメンバーだった。メンバーといってもふたりの子どもは釣りはせず、父親についてまわるだけ。Uさんは釣りの条件を著しく制限されてしまう。僕とTさんはUさん親子とは別の場所に入渓して交互に釣り上がった。

 朝に出て、昼過ぎに着いて、イブニングまでしっかり釣りをして僕が4匹、Tさんが6匹とまずまずの釣果だったのに、Uさんは計14匹の爆釣、イブニングでは年に数回あるかないかのライズに遭遇して、一カ所で10匹近くのイワナを釣り上げた。
 だいたいいつもUさんが一番釣るのだ。子ども連れでハンデはついてちょうど同じくらいかと思ったら、完敗だった。子どもたちにも釣果を比べられる始末だ。



 イブニングで僕がはいった場所ではライズが少なかったのだけれども、水生昆虫のハッチは盛んで、夕方の空を見上げると、バタバタを羽を羽ばたかせるミドリカワゲラから、すうっと上空に昇ってはすっと落下する大型のカゲロウ(たぶんモンカゲロウ)を多くみかけた。

 梅雨入り前のこの時期は年間を通しても釣りによい条件が揃っている。このまま山に籠って、釣りがしたい気持ちでいっぱいになる。片眉を剃るようなつもりで、有給をとって、誰もいない深い山い分け入りたいものだと、夢想しては、次ぎの釣りのために家族のご機嫌を伺う頼りない毎日なのだ。
   

Posted by もり at 03:30Comments(2)フィッシング

2007年06月04日

ムネアカオオアリの巣立ち



 北陸の山中でムネアカオオアリの巣立ちを発見。背の高い杉の木の根元がうろのようになっていて、そこから這い出した無数の羽アリが杉の木を登っていきました。
 普通でもかなり大型のムネアカオオアリですが、メスの羽アリは体長が2センチ位あって、琥珀色をした胸が艶々としていています。

 オスの羽アリと、羽のないアリもわさわさと群がっていてかなり不気味です。
 
  

Posted by もり at 13:10Comments(0)ムシ

2007年06月02日

大庭みな子とキング・サーモン

 先月亡くなった大庭みな子の本を読んだことはないのだけど、開高健との対談を読んだことがあって、その内容に驚いたことがある。



 対談がおさめられているのは「釣り人語らず(開高健全対話集成3・釣篇)」という釣りをテーマにした開高健の対談集だ。大庭みな子の名は知っていたのだけど、その著作やひととなりを知らなかったので、井伏鱒二らと並んで彼女の名を見つけたときは、違和感を覚えたのだが、読んでみると彼女の釣りは生半可なものではなかった。

 芥川賞をとる前の彼女はアラスカに住んでいて、白夜の海に舟を出すご主人とサーモンを釣っていたのだ。その豪快な体験は世界を釣り歩いた開高健も唸るほどだった。


「はねるのはシルヴァーです。キングはただ、もぐってひくんです。」

 キングサーモンの特徴をさらりと云ってのける大庭みな子はまるで、釣りキチ三平のようだ。いや、この対談では開高健が三平で、大庭みな子が魚紳さんだろうか・・・。
(サーモンダービーで三平が活躍するエピソードはブルーマーリン編と並んで、釣りキチ三平のなかでも、もっとも印象に残っているシリーズだ)

 大庭みな子がご主人とサーモンフィッシングをしたことは、彼女が死んだあと、読売新聞夕刊の追悼コラムでも描かれていたので、わりと有名な話なのだろう。まだ未読の彼女の小説も興味があるのだけど、その頃のエピソードを書いたエッセイがあるのなら、そっちを読んでみたい。

    

Posted by もり at 03:17Comments(0)ホン