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Posted by 京つう運営事務局 at

2007年06月10日

疎水のホタル

 この辺りで有名なホタルスポットといえば、哲学の道なのですが、今年は疎水の広範囲にホタルがひろがっているようです。伊織町の方ではホタルを放流したという話をききました。
 昨夜、近所の疎水を歩くとちらちらと明滅を繰り返すホタルを結構見つけることができました。哲学の道に比べるとずっと人通りも少なく、ときおり犬を連れているひとが感嘆の声をあげるくらいでした。
 でも、交通量の多い大通りも近く街灯も明るいので、静かにホタルを鑑賞するにはちょっと場違いな感じです。



 僕の田舎では、僕がものごころついた頃に、田んぼ沿いに張り巡らせられた用水路がすっかりコンクリートで塗り固められてしまい、ホタルは完全に姿を消してしまいました。幼い頃、つかまえたホタルを小さな虫かごに入れて、枕元の置いて寝たことを微かに思い出すことができるのですが、小さな虫たちが豊かに暮らす用水路は失われ、中途半端な都市化が田舎の光景を無惨なものに変えていったのです(今、その用水路にはジャンボタニシが繁殖し、夏になるとアメリカのお菓子のようなショッキングピンクの卵を水路側面に産みつけ、僕の頭をくらくらさせます)。

 会社の先輩にきくと、鴨川も昔に比べずっときれいになったとききます。ホタルが生息できるような環境がすこしづつ取り戻されているのは、きっといいことなのでしょうが、ホタルをばらまくような環境保全には、むしろもやもやとした違和感を感じずにいられません。

 息子はホタルを見つけると、興奮して大きな声で教えてくれました。素直なココロでホタルを楽しんでいます。ホタルのお尻がどうして光るのかうまく説明できなかったので、このあと勉強しておきます・・・。  

Posted by もり at 11:55Comments(2)ムシ