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2007年06月02日

大庭みな子とキング・サーモン

 先月亡くなった大庭みな子の本を読んだことはないのだけど、開高健との対談を読んだことがあって、その内容に驚いたことがある。

大庭みな子とキング・サーモン

 対談がおさめられているのは「釣り人語らず(開高健全対話集成3・釣篇)」という釣りをテーマにした開高健の対談集だ。大庭みな子の名は知っていたのだけど、その著作やひととなりを知らなかったので、井伏鱒二らと並んで彼女の名を見つけたときは、違和感を覚えたのだが、読んでみると彼女の釣りは生半可なものではなかった。

 芥川賞をとる前の彼女はアラスカに住んでいて、白夜の海に舟を出すご主人とサーモンを釣っていたのだ。その豪快な体験は世界を釣り歩いた開高健も唸るほどだった。


「はねるのはシルヴァーです。キングはただ、もぐってひくんです。」

 キングサーモンの特徴をさらりと云ってのける大庭みな子はまるで、釣りキチ三平のようだ。いや、この対談では開高健が三平で、大庭みな子が魚紳さんだろうか・・・。
(サーモンダービーで三平が活躍するエピソードはブルーマーリン編と並んで、釣りキチ三平のなかでも、もっとも印象に残っているシリーズだ)

 大庭みな子がご主人とサーモンフィッシングをしたことは、彼女が死んだあと、読売新聞夕刊の追悼コラムでも描かれていたので、わりと有名な話なのだろう。まだ未読の彼女の小説も興味があるのだけど、その頃のエピソードを書いたエッセイがあるのなら、そっちを読んでみたい。

  

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Posted by もり at 03:17│Comments(0)ホン
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