2011年03月12日
募金はこちら
Yahoo!基金
http://volunteer.yahoo.co.jp/donation/detail/1630001/index.html
はてな義援金窓口
http://d.hatena.ne.jp/hatenacontrib/20110312/1299904670
Tポイント募金
http://tsite.jp/donation/index.pl?xpg=PCTC0202&bokin_id=88
ポイントでも募金できます。
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2011年03月11日
おそろしい一日
地震も津波も怖過ぎます。TVがないので新聞サイトで断片的な情報を拾っていたのですが、USTREAMでNHKやTBSが配信を行っているのを見つけずっと見ていました。あの火災の中に、あの水流の渦のなかにひとが巻き込まれているなんて、人智の及ばない暴力と破壊の神が世界の終わりに向け進軍ラッパを鳴らしているとしか思えません。
観測史上はじめての規模の地震に個人でできることは限られていて、募金くらいしか思いつきません。地球や自然の圧倒的な力の前にいったい何ができるのでしょう。
いつも思うのは100年に一度とか、200年に一度の大雨にそなえるとか云って、いろんなところでダムを作るのですが、そんな想定をあっさりと、しかも遥かに超える災害を自然はもたらします。物は壊れ、人は死にます。何千億もかけてダムを作るくらいなら1万人に1000万円を配った方がいいのではないでしょうか?
僕はたまたま生き残っていますが、我が家の直下にある花折断層のことを思うと夜の闇に耳をそばだててしまいます。阪神淡路大震災のときの地鳴りを今でも思い出します。今も断続的な余震と津波が襲っています。僕は僕にできることを考えるしかありません。
観測史上はじめての規模の地震に個人でできることは限られていて、募金くらいしか思いつきません。地球や自然の圧倒的な力の前にいったい何ができるのでしょう。
いつも思うのは100年に一度とか、200年に一度の大雨にそなえるとか云って、いろんなところでダムを作るのですが、そんな想定をあっさりと、しかも遥かに超える災害を自然はもたらします。物は壊れ、人は死にます。何千億もかけてダムを作るくらいなら1万人に1000万円を配った方がいいのではないでしょうか?
僕はたまたま生き残っていますが、我が家の直下にある花折断層のことを思うと夜の闇に耳をそばだててしまいます。阪神淡路大震災のときの地鳴りを今でも思い出します。今も断続的な余震と津波が襲っています。僕は僕にできることを考えるしかありません。
2011年03月10日
『暗殺の森』を観た

みなみ会館でベルナルド・ベルトルッチ監督の『暗殺の森』を観るのは2回目だ。
はじめて観たときもダンスホールでのシーンに僕は目もココロも奪われた。そこだけで『暗殺の森』は特別な映画として記憶されていた。そして今回も僕は、ダンスホールの中で織りなされるのは官能に全てを奪われた。そこには華やかさと陰、真実と嘘、未来と過去、孤独と群衆、熱狂と静寂、男と女が表現されていた。
約2時間の緊張と弛緩を含んだドラマはすべてこのダンスシーンの為に用意されたのだ。そのあとの暗い森のなかでの暗殺シーンはおまけのようなものだ。そのシーンに登場する大勢(30名以上はいるのだろうか?)の役者の動き、目線、表情、感情は綿密に演出されカメラは監督のイメージ通りに全てを捉えていく。完璧というのはこのシーンの為にある言葉なのだと思う。死ぬまでにまだ何回でもスクリーンで観たいと思う。
いやはや。映画は総合芸術だというけれど、僕は『暗殺の森』のこのシーンこそ総合芸術のひとつの到達点だと断言するのだ。
2011年03月09日
洋楽の衰退とロックの未来
洋楽CDの売り上げが激減しているという記事を数日前の新聞で読んだ。うろ覚えなのだが、この10年か15年の間にピーク時の1/4か1/5以下に減少しているそうだ。もちろん音楽配信によって減っている分もあるのだろうが、事体はもっと深刻らしい。だいたい僕だってCDは買うけど新譜で買うことはめったになくなっている。
その新聞記事では洋楽ヒットの減少の要因のひとつとしてヒップホップの台頭について書いていた。ブラックミュージックの本流が日本人が苦手なリズム重視のヒップホップになり、アメリカのヒットチャートが日本のCD売り上げとリンクしなくなったというのだ。それも一理あるかも知れないけれど、僕はむしろオアシスとレディオヘッドにあるのだと思う。
オアシスは3枚目以降、次回作こそは、という希望的観測のみで2000年代に新譜と話題を洋楽シーンに提供してきた。でもファーストとセカンド以上のものは出せないまま解散し、何故かリアムのビーディーアイはオアシス以上に注目され、好意的な目で見られている。ラジオでもオンエアされまくっている。それともオアシスの解散前のアルバムは僕が知らないだけで良かったのだろうか・・・?
そしてもう10年以上もロックの未来を独り占めしているレディオヘッドだ。70年代、ブルース・スプリングスティーンにロックの未来の称号が与えられた。その後、ジョン・ライドンにより一旦ロックは死んだことになったのだが、ダンスとの融合によりストーン・ローゼスが再びロックの未来を照射した後、ロックの可能性をベックが拡げ、90年代後期からずっとロックの未来はレディオヘッドと共にある。確かにレディオヘッドはロックの未来に相応しいアルバムをリリースし続けてきた。その上、音楽配信の形さへ新しい形態を模索している。しかし、そろそろ僕たちはレディオヘッドに変わる次ぎの“ロックの未来”を見つけないといけないのだ。デビューして20年になろうしているベテランでなく、まっさらの新人にこそ“ロックの未来”は委ねられるべきなのだ。
とはいいながらもうすぐリリースされるレディオヘッドの新しいアルバム「ザ・キング・オブ・リムズ 」には大いに期待しているのです。今年最も期待される一枚であることに微塵の疑いもありません。
また余談なのですが、僕はトム・ヨークと同級生です。フリッパーズのふたりも。あとカイリー・ミノーグと福山雅治、シューマッハーと野茂も同級生でした。そして今日は僕の誕生日だったのです・・・。
その新聞記事では洋楽ヒットの減少の要因のひとつとしてヒップホップの台頭について書いていた。ブラックミュージックの本流が日本人が苦手なリズム重視のヒップホップになり、アメリカのヒットチャートが日本のCD売り上げとリンクしなくなったというのだ。それも一理あるかも知れないけれど、僕はむしろオアシスとレディオヘッドにあるのだと思う。
オアシスは3枚目以降、次回作こそは、という希望的観測のみで2000年代に新譜と話題を洋楽シーンに提供してきた。でもファーストとセカンド以上のものは出せないまま解散し、何故かリアムのビーディーアイはオアシス以上に注目され、好意的な目で見られている。ラジオでもオンエアされまくっている。それともオアシスの解散前のアルバムは僕が知らないだけで良かったのだろうか・・・?
そしてもう10年以上もロックの未来を独り占めしているレディオヘッドだ。70年代、ブルース・スプリングスティーンにロックの未来の称号が与えられた。その後、ジョン・ライドンにより一旦ロックは死んだことになったのだが、ダンスとの融合によりストーン・ローゼスが再びロックの未来を照射した後、ロックの可能性をベックが拡げ、90年代後期からずっとロックの未来はレディオヘッドと共にある。確かにレディオヘッドはロックの未来に相応しいアルバムをリリースし続けてきた。その上、音楽配信の形さへ新しい形態を模索している。しかし、そろそろ僕たちはレディオヘッドに変わる次ぎの“ロックの未来”を見つけないといけないのだ。デビューして20年になろうしているベテランでなく、まっさらの新人にこそ“ロックの未来”は委ねられるべきなのだ。
とはいいながらもうすぐリリースされるレディオヘッドの新しいアルバム「ザ・キング・オブ・リムズ 」には大いに期待しているのです。今年最も期待される一枚であることに微塵の疑いもありません。
また余談なのですが、僕はトム・ヨークと同級生です。フリッパーズのふたりも。あとカイリー・ミノーグと福山雅治、シューマッハーと野茂も同級生でした。そして今日は僕の誕生日だったのです・・・。
2011年03月08日
2011年03月07日
『Lemon of Pink/the Books』

『Lemon of Pink/the Books』
年のはじめに再発されたファースト「Thought for Food」を買ったばかりのブックスのセカンドアルバムがタワーレコードに並んでいたので購入。ギターをはじめとするいくつかの楽器や、電子音、肉声(歌ではない)をサンプリングした幻惑的な音楽。夢をみているような気分になるのはこのアルバムでも日本語がサンプリングされているからなのか(「雨月物語」の田中絹代らしい)?
聴いている間に、鈴木清順の『ツィゴイネルワイゼン』のなかに迷いこんだような気もする。いや、内田百閒の夢を断片的にひろったような感じだろうか。一曲一曲はわりと短いので次々とシーンが代わっていくようだ。さらに三次元から二次元へと次元を跨ぐような気もする。夢の狭間で質量を失い重力から自由になるような…。
ううむ。書いてて自分でワケがわからなくなってきた。それになんだか誉めすぎだ。セカンドも悪くないが少し自家中毒気味かも…。僕はファーストの方を推します。