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Posted by 京つう運営事務局 at

2011年02月18日

上巻がありません。



近所の古本屋の100円棚で購入したのは国枝史郎の古い文庫本。横尾忠則の装丁もすばらしい“国枝史郎伝奇文庫”シリーズの中の『蔦葛木曽棧(つたかずらきそのかけはし)』です。

しかし、均一棚にあったのは中巻と下巻だけでした。店主にきいたのですが、上巻は無いようでした。上巻がないから故の値段設定なのですが、もやもやしてしようがありません。

国枝史郎は以前に『神州纐纈城(しんしゅうこうけつじょう』を読んだことがあるのですが、仰々しいタイトル通りの伝奇物語にぐいぐい引き込まれたのに、未完と知らなかったために、途中で投げ出されて呆然としたことを覚えています。

ただ、今回は上巻がなかったのがせめてもの救いです。中巻がなかったら、まったく仕掛けられた罠に気づかずに、上巻から下巻へ読み進むところまでいって、えらい目にあったかも知れません。1990年代に大衆文学館シリーズとして復刊されたときは上下2巻組みだったし・・・。

今はネットで探せば単巻だけでも見つけられるので便利です。と思い検索していると『蔦葛木曽棧』も未完と判明しました・・・。おそるべし国枝史郎。まさに伝奇的な禍々しい展開です。

  


Posted by もり at 22:30Comments(0)ホン