2009年02月25日
Galaxie 500の夜半過ぎ

『Peel Sessions / Galaxie 500』
2005年に発売されたGalaxie 500のピールセッションのスタジオライブ盤を手に入れた。
ギャラクシー500は1991年に解散したインディーバンドだ。ヴェルヴェットチルドレンといわれていたゆるゆるですかすかの音。ゆったりとしたリズムに似たような代わり映えのしないメロディ。なのに、いや、だからこそだらだら聴いているうちにその音にずるずると捕われていく。ディーン・ウェハムのヴォーカルは抑揚が少なく何かを声高に叫んだり、メッセージを押し付けたりはしない(ような気がする)。胸の奥、意識の底でまで届いた彼らの音が微かに僕のココロを震わすように響いているのを感じる。
この『Peel Sessions』にはピストルズやヤング・マーブル・ジャイアンツらのカバーと共に、彼らの代表曲「Blue Thunder」がおさめられている。
曽我部恵一が昨年末のソロツアーで会場限定で先行発売したカバーアルバム『Sings』に、その「Blue Thunder」がクレジットされている。HPで通販もすると告知があったはずなのだが、年が明けてもちっとも販売されないし、その告知すらなくなってるし。
■曽我部恵一HP