2008年05月12日
大文字山のゾウムシ
昨日の大文字登山は息子の昆虫採集もかねていました。息子は最初、クワガタやカブトを採る気だったようなのですが、まだその時期ではありません。風が冷たかったせいか、僕が探すのが下手なのか、ようやく見つけたのがこのオオゾウムシ。もっともポピュラーなゾウムシです。四国にも居ました。
息子が虫かごをさげていると、けっこうな数のハイカーが「なにとれたん?」と声をかけてくれ、息子は誇らしげに虫かごを掲げて説明していました。
2008年04月27日
2007年11月05日
公園のカマキリ
息子が公園で見つけたカマキリ。
写真を撮ろうとすると、威嚇的に睨み返されました。
どの写真もカメラ目線なのがチャーミングです。
あんまりしつこく写真を撮っていたら怒って、爪の生え際を噛み付きはじめました。噛み付いているときもこっちを伺っています。
2007年10月18日
公園のフタトガリコヤガ
近くの小さな公園で息子が見つけたフタトガリコヤガの幼虫。もちろん名前がわからないので、ネットで調べました。
毛虫の類が気になったら、「幼虫図鑑」にデータがそろっています。
ちなみにフタトガリコヤガは漢字に直すと「二尖り小夜蛾」。妖しい感じが増すような気がします。
ところで、僕はその公園で息子と弁当を食べていたのですが、近くのバレエ教室に通う女の子がコンビニで買ってきたものを、隠れるようにしてこっそりと食べていました。なかなか厳しい世界です。
2007年08月01日
蝉の羽化
週末の夕方、息子を連れて修学院の小さな公園に遊びにいくと、桜の木にアブラゼミがとまっていました。息子に教えてやると、捕まえたいというので肩車にのせてやりました。彼が手を伸ばすとアブラゼミはジッと僅かな声をあげ逃げていきました。息子の足を押さえる手にオシッコがかかりました。
息子を肩から降ろして、桜の木の根元をみていると、蝉の幼虫が仰向けにひっくりかえり手足をバタバタさせています。無数の蟻に囲まれ、全身に蟻が十匹ほどたかっています。
蝉の幼虫を見るのは僕もはじめてのことでした。

蟻の群れから離してやり、からだに着いた蟻を払ってやると、力強く前足を動かしています。抜け殻しか触ったことがなかったので、手に取ったときその重量感に生命が詰まっているような気がしました。

まだ明るいうちに土中から這い出してきてしまった蝉の幼虫を、家に持ち帰り、レースのカーテンに引っ掛けて蝉の羽化を待ちました。
日が暮れた8時半頃、背中のところに小さな割れ目を発見。羽化がはじまったようです。

神秘的な蝉の羽化に誰よりも興奮し、暗くした部屋にときをおかず、何度も見に行ったのですが、割れた背中はもう少しだけ開いただけで、成虫がその全身をあらわすことはありませんでした。
蟻に襲われ、僕や息子に触られ体力を失ってしまったのでしょうか・・・。5年か、6年か、土中で溜めこんだ力を使い果たしてしまった幼虫は背中からわずかに白い成体を見せたまま朝になってもカーテンにぶらさがったままでした。
京まんざらさんのブログで、蝉の羽化を見ることができます。うーん、やっぱり写真を見るだけで、興奮します・・・。
息子を肩から降ろして、桜の木の根元をみていると、蝉の幼虫が仰向けにひっくりかえり手足をバタバタさせています。無数の蟻に囲まれ、全身に蟻が十匹ほどたかっています。
蝉の幼虫を見るのは僕もはじめてのことでした。
蟻の群れから離してやり、からだに着いた蟻を払ってやると、力強く前足を動かしています。抜け殻しか触ったことがなかったので、手に取ったときその重量感に生命が詰まっているような気がしました。
まだ明るいうちに土中から這い出してきてしまった蝉の幼虫を、家に持ち帰り、レースのカーテンに引っ掛けて蝉の羽化を待ちました。
日が暮れた8時半頃、背中のところに小さな割れ目を発見。羽化がはじまったようです。
神秘的な蝉の羽化に誰よりも興奮し、暗くした部屋にときをおかず、何度も見に行ったのですが、割れた背中はもう少しだけ開いただけで、成虫がその全身をあらわすことはありませんでした。
蟻に襲われ、僕や息子に触られ体力を失ってしまったのでしょうか・・・。5年か、6年か、土中で溜めこんだ力を使い果たしてしまった幼虫は背中からわずかに白い成体を見せたまま朝になってもカーテンにぶらさがったままでした。
京まんざらさんのブログで、蝉の羽化を見ることができます。うーん、やっぱり写真を見るだけで、興奮します・・・。
2007年07月17日
ゴマダラカミキリ
連休中はずっと修学院の奥さんの実家で過ごしました。
台風が抜けた15日の午後、近くの公園の小さな滑り台で息子と遊んでいると、目の前にゴマダラカミキリが飛んできました。息子は最初、触るのも怖がっていたのですが、背中の角のところを持つように教えると次第に慣れてきたようです。キイキイと出す音に不思議そうに耳を傾けています。少し激しく動くと、やっぱり怖いみたいで放りだしてました。
ゴマダラカミキリはみかんの木を食べるので実家では害虫として駆除されていました。小学生の頃、一匹10円が相場でした。大人に渡すと、いとも簡単に首のところを強引に回して頭部を引っこ抜いていました。
ゴマダラカミキリの「ゴマダラ」は「胡麻」に「ダラ」なのか、「ゴ」に「斑」なのか気になって調べてみると、胡麻斑髪切でした。胡麻も斑も両方入っていて、重なった「マ」は無視されたのか、都合のいいように省略されています。もやもやとした気持ちが行き場を失って、ゴマダラカミキリのキイキイという哀れな声が微かに耳の奥の方で鳴ったような気がしました。