2007年11月24日
2007年11月24日
2007年11月23日
京大で木登り

今日はおだやかに晴れました。さっき出町柳の駅にいったのですが、鞍馬行きの叡電に乗るのに恐ろしい行列ができていました。改札からぐるぐる回って京阪の駅に降りる階段のずっと先まで並んでました。二両編成の叡電ではどのくらい待てばいいのか検討もつきません。
2007年11月21日
デレク・ジャーマンの庭

+0 atelierさんのブログで、デレク・ジャーマンの言葉が引用されていたので、久しぶりに本棚から「derek jarman’s garden」をとりだしました。デレク・ジャーマンがその死の間際まで愛し手入れしていた庭についての彼の文章と、その庭の写真をおさめた美しい本です。
94年にエイズで死んだ彼は、原子力発電所のすぐそばにある荒涼とした海辺の漁師小屋を購入し、そこに庭をつくります。
原子力発電所とか、エイズとか、世紀末的なキーワードに僕のイメージは偏ったものになっているのかも知れないけれど、そこに作られた庭の美しさは、この世のものとは思われません。此岸でも彼岸でもない、「デレクジャーマンの庭」としか呼びようのない特別な次元に存在する庭の写真に長い時間魅入られてしまいます。
間違いなく自分の死を意識して書かれた文章はどこまでも静かで、やはりゆっくりと僕のココロの奥の方に届いてくるような気がします。
彼が花壇に並ぶ草花の配置を語るところがいちばん好きです。
海に向かって左の花壇:
薄緑色の葉で芽ぶくセリ、アヤメ、ハンニチバナ、チコリ(ヤグルマソウと並んでいちばん青い花)、クマツヅラ、ローズマリー、シスタニ、ニオイアラセイトウ、ヨモギ、サントリナ、ニオイアラセイトウ、ワスレナグサ、ナデシコが2本、花壇の周囲を取り巻いているのがベンケイソウ。
記述はこのあと、右側の花壇、その向こうのサークル花壇、小屋の右側、2番目のサークル花壇、道路沿い、道路の向こう側の草花、と続きます。草花の名前をきいても、その姿が思い浮かべられないのがひどく残念なのですが、庭をたいせつに愛おしむ彼の気持ちが深く伝わってきます。
僕にとって、デレク・ジャーマンはザ・スミスのプロモーション・ビデオを撮ったひとで、そのあといくつかの印象的な映画を残したひとでした。映画はわりと眠い映画でした(その究極がBLUEでした)。僕は随分背伸びして、彼の映画を観ていました。
「derek jarman’s garden」が日本で出版されたのは1997年のことでした。出版元の光琳社出版はつぶれてもうないので、手にいれるのは難しいようです(原著の方が安く手に入れられそうです)。
追記:気になって、彼の庭があったダンジュネスという場所をグーグルでマップ検索してみました。
写真表示にすると原子力発電所が確認できます。
2007年11月20日
常寂光寺の紅葉
嵐山の常寂光寺。昨日来の冷え込みで紅葉が色々なあか色に美しく染まっていました。
寺院のなかはたいへん混雑しているようでした。僕は裏の墓地に続く路地を歩いただけなのですが、十二分に紅葉を堪能しました。なんだかんだ云っても紅葉は美しいものです。
平日にもかかわらず嵐山界隈はたいへんな人出でした。
2007年11月19日
吉田山のドングリ

林の中にはいって、ドングリをおもむろに拾っていると、わずかに根をだしているものもけっこうあります。
根をはるドングリなんて、40年近く生きてるのに初めて見ました。新鮮な感動があったのですが、抜いてしまっては台無しです。
集めたドングリは奥さんの指示で水につけています。こうしておくと、ドングリの中の虫が死ぬし、柔らかくなって、加工しやすくなるそうです。