2006年07月04日
滋賀県知事とサバのようなアマゴ。
滋賀県の知事選挙があり精華大学の教授でもある嘉田由紀子氏が21万7千票を集め当選した。選挙やってるんだぁというくらいの認識しかもっていなかったのだけど、今朝の新聞を読んでボクは嘉田新知事を応援することに決めたのだ。
今回の選挙で大きな争点になったのは新幹線の新駅建設であるが、ボクにとっては琵琶湖水系のダム建設のほうがずっと切実な問題だ。
※ここであげるダム建設とは高時川の丹生ダムです。
琵琶湖水系のダム建設に関しては淀川水系流域委員会がダム建設の意義に疑問を呈し、さらに国交省の近畿河川事務局もダム建設の見直しを提言、大阪府と京都府も建設費負担の予算化を見送り、事実上の凍結に至った経緯があります。
そんななか前滋賀県知事の国松善次氏はダム建設をあくまで推進していました(県議会もです)。その姿は建設ありきのダム建設推進にしか見えませんでした。
丹生ダムの建設が予定されていた高時川でボクは何度かいい釣りをしたことがあります。ちょうど梅雨のころ、増水気味の高時川の上流部でサバのように太ったアマゴを釣りました。ヒゲナガが身体にぶつかってくるほどのスーパーハッチとともに、その釣りを今でも鮮明に思い出す事が出来ます。
高時川へはこの数年通っていないけれど、ずっと残しておきたい自然が流域に多く残っています。(余呉に新しいスキー場が出来て以来、すぐ川が濁るようになったそうですが・・・)
そういうわけで釣りバカの勝手ですが嘉田新知事の手腕に期待しているのです。
精華大学の教授ということもなんとなくシンパシー。
■嘉田 由紀子
精華大学 嘉田 由紀子
■国松善次後援会
■琵琶湖河川事務局
■淀川水系流域委員会
■京都新聞 滋賀県知事に嘉田氏 新駅、ダム転換迫る
■湖岸のほとりのお仕事日記