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Posted by 京つう運営事務局 at

2007年12月21日

友だちはゾンビ

 先週のことになのだが、いろいろなことが煮詰まってこのままでは気持ちが焦げてしまいそうだったので、くだらない映画を観にいこうと思いみなみ会館のスケジュールをチェックして見つけたのが「ゾンビーノ」でした。



 なにしろキャッチが「僕のはじめての友達はゾンビだった・・・」です。くだらなくないわけがありません。すべての思考をストップして、肉体の緊張を弛緩させて観るのにこれほどマッチする映画が他にあるでしょうか・・・。

 というわけで仕事が終わってレイトショーにかけつけたのですが、映画の基本設定が予想外にシリアスです。宇宙からの放射能で蘇った世界中のゾンビと人間との戦争後の世界を描いているのですが、その世界はゾンビをコントロールする首輪を発明したゾムコンに支配された管理社会だったりします。ゾムコンは怪しすぎるのですが、本編は主人公の少年と飼いゾンビとのココロの交流を軸に展開していくのです。

 実はゾンビ映画にはまったく興味がなかったりするのですが、大好きな花くまゆうさくや童貞マンガ日本一の古泉智浩がゾンビ漫画を嬉々として書いているし、大槻ケンヂもココロのベスト10第一位にジョージ・A・ロメロ監督の「ゾンビ」をあげていたりして、気にはなってました。でもやっぱりゾンビは好きになれません。ゾンビを飼うなんてまっぴらです。

 監督がカナダ人というのがこの映画の肝で、ゾムコンとゾンビが現代の管理社会の暗喩になっているのはそのためだと思われます。もっと純粋に少年とゾンビの友情物語を描いたお馬鹿ムービーに期待するのであれば、やはり監督はアメリカ人でなければなりません(根拠なし)。

東京では先にあげた二人のマンガ家、花くまゆうさくと古泉智浩によるゾンビトークショーが開催されたようです。

みなみ会館HP
ゾンビーノ HP

  


Posted by もり at 02:20Comments(0)シネマ

2007年11月13日

安彦良和の「原画展」と「映画世界」



 京都駅ビルで「安彦良和原画展」をやるのは知っていたのですが、みなみ会館から届いたリーフレットの表紙がやっぱり、ガンダムのイラストでびっくり(そういえば、今月のCUTの表紙もこれでした)。原画展にあわせて、みなみ会館では「安彦良和の映画世界」という特集が組まれてました。
 ガンダム三部作に加えて、「クラッシャージョー」と「ヴィナス戦記」が上映予定です。安彦良和は駅ビルで座談会やサイン会、みなみ会館でも舞台挨拶を行うという徹底ぶり。

 ファーストガンダムが映画化されたときに僕は中学生に入ってすぐの頃で当時、四国の小さな町にもガンダムとガンプラは容赦なく押し寄せました。ファーストガンダムの洗礼を受けた僕たちにとって、安彦良和と大河原邦男と富野由悠季は当然、神のような存在だったのです。

 何度もビデオでは観たけれど、スクリーンで観るのはやはり特別です。
 なのにオールナイトで三部作が続けて上映される11月24日はもう別の予定が入っているのです・・・。

■開館10周年記念 安彦良和原画展 〜すべてはガンダムから〜
期間:11月15日(木)〜12月2日(日)
時間:午前10時−午後8時
入館料:一般700円(500円) 高・大学生500円(300円) 小・中学生300円(200円)
HP:京都駅ビル 美術館「えき」

■安彦良和の映画世界
期間:11月23日(金)〜11月27日(火)
上映作品:「機動戦士ガンダム」「機動戦士ガンダム II」「機動戦士ガンダム III」
                 「クラッシャージョウ」「ヴイナス戦記」
HP:みなみ会館


劇場板の3部作を集めたメモリアルボックスが12月にリリースされるみたいです。初回特典はDVDサイズの劇場アイテム復刻版セットとして、パンフレット3冊(各36P予定)、ポスターアーカイブス(20P予定) がつくなど、特典が満載みたいで、ガンダム世代を直撃します。








   


Posted by もり at 02:17Comments(3)シネマ

2007年10月25日

ハロウィンの夜のキン・ザ・ザ



 以前にも書いたことがあるのだけど、僕のココロのベスト10、第1位(とこの際、言い切ってしまおう)の映画「不思議惑星キン・ザ・ザ」がハロウィンの夜、みなみ会館で上映されます。

 1986年に旧ソ連で製作されたカルトムービー。でも当時、ソ連では1520万人が観たといわれる純然たる大ヒットムービー。映画の神様が偶然産み落としたような奇跡のような映画です。1986年にソ連で製作された映画に、いったい誰が興味を持ったのか知らないけれど、日本で配給してくれてありがとう。みなみ会館も、ちゃんと僕に届くような案内をしてくれてありがとう。この映画に出会ったことを全ての関係者に感謝したくなるような幸福な映画です。

「ファンタスティック・ハロウィン〜時空をかける映画・世界選手権オールナイト〜」
みなみ会館・・・10月27日 前売(整理No.付) ¥2,300 /当日 ¥2,500
『不思議惑星キン・ザ・ザ』 KIN-DZA-DZA  22:45〜
■『ギャラクシー・クエスト』 Galaxy Quest 1:20〜
■『ラン・ローラ・ラン』 Lola rennt 3:25〜
『時をかける少女』 5:00(〜6:40)

  


Posted by もり at 01:10Comments(0)シネマ

2007年09月30日

「GLASTONBURY グラストンベリー」



 少し前のことだけど映画「GLASTONBURY グラストンベリー」を観た。グラストンベリー・フェスティバルはレディングフェスと並ぶイギリスの音楽フェスで、その30年の歩みを描いたドキュメンタリー。
 
 ヴェルヴェット・アンダーグランド、プライマル・スクリーム、レイディオヘッド、デヴィッド・ボウイ、ケミカル・ブラザーズ、プロディジー、トゥーツ&メイタルズなどなど、錚々たるメンツのライブシーンを挟みながらグラストンベリーフェスの30年を追っかける2時間20分。次々と挿入されるライブはどの曲も途中で容赦なくぶち切られるのだけど、農場主が語る30年の歴史とエピソード、その生々しい映像にぐいっと引き込まれると映画はあっという間に終わってしまい残念。観客の笑顔と弾けっぷりが尋常でないのも素晴らしい。もっと観たいっていうか、グラストンベリーへ行きたいと激しく思う。(フジロックさえ行ったことないのに・・・)。

 猛々しいビョークのライブがベストで、首周りに贅肉がつき老けたモリッシーにかなり落胆。グラストンベリーに30年ぶりに出演したというデヴィッド・ボウイがまだまだ色気があったのと比べると、余計にかなしい。ライブ映像がもっとあって10時間くらいの上映時間でも全然問題ない感じだったのだ。

 監督のジュリアン・テンプルはセックス・ピストルズのドキュメンタリーも撮っているのだけど、今度、ジョー・ストラマーのドキュメンタリー「ロンドン・コーリング/ザ・ライフ・オブ・ジョー・ストラマー」がみなみ会館で上映予定で、これも楽しみ。

「GLASTONBURY グラストンベリー」HP
Glastonbury Festivals HP

「ロンドン・コーリング/ザ・ライフ・オブ・ジョー・ストラマー」HP

  

Posted by もり at 02:50Comments(0)シネマ

2007年07月06日

ダフト・パンク エレクトロマ



 先週、久しぶりに観てきた映画が「ダフト・パンク エレクトロマ」。

 ダフト・パンクのスタイリッシュな世界観をぎゅっと詰め込んでえいっと乱暴に映画にしてます。ヘルメットを被っただけのロボットは美しく最初のインパクトはかなりあります。
 どうやら人間になりたかったのに、人間になれなかった主人公(?)の二人の物語は徹底的にシュールで台詞もありません。二人(というより2台)は延々と砂漠を歩いて唐突に自死を選択します。頼りない爆発と太陽光とレンズをつかっての自らを燃やす様はもしかすると笑いとばすべき場面だったのかも知れません。

 淡々とした映像とときおり挿入される音楽に負けることなく僕の頭の中ではずっと「ワン・モア・タイム」が鳴っていました(眠気に抗うために・・・)。あの曲に象徴されるようなダフト・パンク的なハッピーでアッパーな高揚感を期待すると100%裏切られます。

 みなみ会館での上映は今日(7月6日の21:45〜)がラスト。お見逃しなくとは云えません。しっかり睡眠をとっていかないと、ひたすら眠ってしまう場合があるので要注意です。

 予告編で観た「ルネッサンス」がおもしろそうでした。モノクロームで細密な2054年のパリを描いた映像がかなり凄かったです!

ダフト・パンク エレクトロマHP
ルネッサンスHP

みなみ会館HP

 


追記
9月26日にDVDがでるみたいですね。

  

Posted by もり at 05:56Comments(5)シネマ

2007年03月30日

「ゆれる」とナカムラのソロライブ



 京都シネマで昨年上映された映画の中から、アンケートで選ばれたベスト10が発表されていました。
1位 かもめ食堂
2位 ゆれる
3位 ブロークバック・マウンテン
次点 フラガール

 「ゆれる」はかなり観たいと思っていたのに、アンコール上映も気がつけば終わっていたので、DVDを借りてきました。

 いつだって弟は気楽なもんです。家業を継がなければならない兄の苦労なんて理解できるはずがないんです。重苦しくなるばかりの葛藤から逃れるために家業を継ぐこともなく京都でのほほんと暮らしている僕がいうのだから間違いがありません。
 なので「ゆれる」では情けない兄香川照之に感情移入しながら見たのですが、弟オダギリジョーが恰好よすぎるので、僕なら逆に全て赦してしまいそうです。もうかないっこないのですから・・・。

 しかし、なんでも手にいれてきた弟オダギリジョーは恰好いいだけに単純だったりします(乗り気でない弁護士の叔父をお金で買収するしね)。で、その単純な弟オダギリジョーのことを兄香川照之は全てわかった上で、挑発します。
 もうきっと兄弟という関係や因習といったものから逃れたかったのに違いありません。幼なじみの女性の死は兄香川照之にとってすべてをご破算にするきっかけでしかありませんでした。あるいは弟オダギリジョーと幼なじみの関係に気づいた時点から始まっていたのかも知れません。
 
 なので、きっと最期のシーンでも兄香川照之は弟オダギリジョーに向かって笑みを浮かべたものの、立ち止まることはなかったはずです。弟オダギリジョーの都合のいい感傷など、知ったことではないのです。

 ラストシーンは見たひとそれぞれのイメージが膨らむような深い余韻が残り、カリフラワーズの歌う主題歌が流れます。

 3月31日(土)にカリフラワーズのボーカル、ナカムラさんのソロライブが拾得であります。もう明日です!まだ電話で予約できるようです

カリフラワーズHP
拾得HP

   

Posted by もり at 03:24Comments(4)シネマ