2006年05月18日
OUTKASTの新作
OUTKASTの新作がようやくリリースされるらしい。

3年前にリリースされた「スピーカーボックス~ザ・ラヴ・ビロウ」はここ数年のHIPHOPだけでなく、2000年代を代表アルバムとして記憶されるほどの吃驚仰天の傑作だった。
このアルバムはビッグ・ボーイによる「Speakerboxxx」とアンドレ3000による「The Love Below」の2枚組として発表されたのだが、ものすごいテンションと多様な音作りで圧倒されるのは「The Love Below」の方だ。HIPHOPの枠を余裕しゃくしゃく鼻歌まじりでとっぱらいジャズからブルース、ゴスペル、ソウル、ファンク、ヒップホップまでの黒人音楽をぐるぐるにかきまぜて喰らい、咀嚼し、消化したのちにポップな音楽として再構築している。音の手触りは全盛期のプリンスに似ていると言い切ってしまっても全然平気なのだ。
ヒップホップを好きなひとよりも普段はロックを聴くようなひとにこそ聴いて欲しいアルバム。たまに中古でも見かけます。ヒットチューンの“Hey Ya!”は耳にしたことがきっとあるはず。
新作の全米リリースは8月22日。アウトキャストのふたりが主演を演じる映画「Idlewild」のサントラになっている。映画のサントラというところもプリンスに似てます。で、おそらく映画はどうでもよい出来になっているにちがいない。

3年前にリリースされた「スピーカーボックス~ザ・ラヴ・ビロウ」はここ数年のHIPHOPだけでなく、2000年代を代表アルバムとして記憶されるほどの吃驚仰天の傑作だった。
このアルバムはビッグ・ボーイによる「Speakerboxxx」とアンドレ3000による「The Love Below」の2枚組として発表されたのだが、ものすごいテンションと多様な音作りで圧倒されるのは「The Love Below」の方だ。HIPHOPの枠を余裕しゃくしゃく鼻歌まじりでとっぱらいジャズからブルース、ゴスペル、ソウル、ファンク、ヒップホップまでの黒人音楽をぐるぐるにかきまぜて喰らい、咀嚼し、消化したのちにポップな音楽として再構築している。音の手触りは全盛期のプリンスに似ていると言い切ってしまっても全然平気なのだ。
ヒップホップを好きなひとよりも普段はロックを聴くようなひとにこそ聴いて欲しいアルバム。たまに中古でも見かけます。ヒットチューンの“Hey Ya!”は耳にしたことがきっとあるはず。
新作の全米リリースは8月22日。アウトキャストのふたりが主演を演じる映画「Idlewild」のサントラになっている。映画のサントラというところもプリンスに似てます。で、おそらく映画はどうでもよい出来になっているにちがいない。

Posted by もり at 00:40│Comments(2)
│オンガク
この記事へのコメント
今度こそリリースされることを祈ります。今日J-Waveの「Tokio Hot 100」という番組でニュー・シングルを思しき「The Mighty O」という曲がオン・エアになってました。
Posted by dragony66 at 2006年05月21日 18:26
今度は大丈夫でしょう。
ニューシングル、早く聴きたいな。
ニューシングル、早く聴きたいな。
Posted by もり at 2006年05月22日 21:51