2011年02月11日
『ル・ノイズ/ニール・ヤング』

『Le Noise/NEIL YOUNG』
ニール・ヤングの話題の新譜をようやく購入。基本、エレキギターの弾き語り。ダニエル・ラノアのプロデュースもけっこう評判になっている通り、なかなかの好盤です。
エレキギターに限らずアコースティックだろうが、バンドだろうが、ニール・ヤングが歌えば、もうニール・ヤングの世界でしかありません。ベテラン(65歳!)の割に多作でけっこう思いつきでどんどん新譜をリリースしてます。2000年以降もWikipediaによると9枚の新譜をリリース、さらに珠玉のアーカイブシリーズもリリースしていて、日本(今なら韓国か?)のビジネスマンのように働いてます。
なので、アルバムによって曲にムラがある(と僕は思う)のですが、『ル・ノイズ』は曲がいいです。アコースティックや、バンドででも聴いてみたくなります。まぁ、たぶんニール・ヤングのことですから、単なる思いつきでひとりで演ってみたのでしょう。歌いたいことがあり、曲ができる。レコーディングしてリリースする。真っ当なアーティストの真っ当な活動としか言いようがありません。
収録が8曲で40分というのも潔くていいです。正直ボーナストラックは要りません。ベストアルバムでもない限り、70分はいっていても、大抵は冗長なだけです。アルバム単位で聴く僕らの世代の勝手な感想でしょうが・・・。
■Neil's Garage
Posted by もり at 22:03│Comments(2)
│オンガク
この記事へのコメント
ラストの3行は全く同感。アナログからCDに変わって一番不愉快なのは、意味もなく70分近い音楽をダラダラ(要するにA面終わったからB面というインターミッションが無い)聴かされること。
アルバムレビューなんかに「捨て曲」などという表現が出るようになったのはCDに変わってからだと確信しています。要するに厳選した、そのアルバムに存在価値のある、必然性のある曲だけ入れれば大体40分前後の作品になるんじゃないかな。だけど、そういうアルバムは何故かミニ・アルバムと呼ばれて1ランク下に見られる今の風潮はゼッタイおかしい。
アルバムレビューなんかに「捨て曲」などという表現が出るようになったのはCDに変わってからだと確信しています。要するに厳選した、そのアルバムに存在価値のある、必然性のある曲だけ入れれば大体40分前後の作品になるんじゃないかな。だけど、そういうアルバムは何故かミニ・アルバムと呼ばれて1ランク下に見られる今の風潮はゼッタイおかしい。
Posted by drac-ob at 2011年02月12日 12:21
drac-obさん、こんばんは。
そーですよね。無駄な曲が多いので、今はみんな曲単位でダウンロードするのでは?と穿った見方もしてしまいます。
70分といえば2枚組の大作ですよね?やっぱり46分テープにダビングできる長さが真っ当なアルバムじゃないのでしょうか!
そーですよね。無駄な曲が多いので、今はみんな曲単位でダウンロードするのでは?と穿った見方もしてしまいます。
70分といえば2枚組の大作ですよね?やっぱり46分テープにダビングできる長さが真っ当なアルバムじゃないのでしょうか!
Posted by もり
at 2011年02月12日 22:28
