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2009年12月08日

「釣りキチ旅日記」とアカメ



釣りのシーズンも禁漁にはいって2ヶ月が過ぎました。春まで、まだまだ長いので釣りに関する本を読んでいます。

「釣りキチ旅日記」は釣りマンガの金字塔「釣りキチ三平」の作者、矢口高雄が雑誌「つり人」に連載していたエッセイを集めたもの(発行は昭和61年)。

鮎釣りや渓流釣りはもとより、三平のシリーズの中でも興奮して読んだ覚えがあるブルーマーリンやキングサーモンダービーに、取材と称して挑んだ顛末もあってうらやましい限りです。キングサーモンの釣りには今は亡き西山徹氏も顔を出していて、腕が痛くなるほどキングサーモンを釣っています。キングサーモンもブルーマーリンも三平が釣った魚は桁違いのでかさで、その釣る迄の過程や、フックしてからのやりとり、そしてランディングしてからの勇姿(魚影)も全て印象的です。連載当時、僕は小学生で近所の用水路でフナくらいしか釣ったことがなかったのだけど、ブルーマーリンが死の間際に見せる神秘的な体色変化を、いつか自分の目で見たいと憧れていたのを思い出しました。

キングサーモンもブルーマーリンも遠い異国の釣りだったのだけど、四国にアカメという魚が棲むことを知ったのも「釣りキチ三平」を通してでした。実際にアカメを釣りに行ったわけではないけれど、連載と前後して、修学旅行で行った桂浜水族館で見たことはあるのを覚えています。怪物のような赤い目をした巨大魚が、同じ四国に棲んでいて、三平と真剣勝負をしたのかと思うと、なにやら誇らしげでもありました。心情的にはアカメを応援していたハズです。

今月のフライフィッシャーで備前貢氏がフライでそのアカメを釣っています。あんまり大きくて釣った備前氏自身、腰を抜かすほど興奮している様子が誌面から伝わってきて、30年たった今も怪物は怪物のままであったことに拍手を送りたくなりました。

  


Posted by もり at 01:22Comments(2)ホン