2008年11月15日
イタチと自来也のいない世界で
NARUTO 巻ノ44 「仙術伝承…!!」
42巻で自来也が、43巻ではイタチが死亡しました。ふたりの居ない世界でナルトとサスケはそれぞれの想いを胸に、感傷に浸るヒマもなく次ぎの戦いへと急き立てられます。
44巻で記されたペインの謎解き、サスケの八尾狩り、ナルトの仙術修行は次ぎの展開に向けた序章でしかなく、ジャンプの連載時も月曜日を待ちわびたそれ以前の数ヶ月に比べると、今いちテンションがあがりませんでした(八尾のキャラにももうひとつのめりこめないし・・・)。
イタチの身体を蝕んでいた病について、具体的な説明はなかったのですが、おそらくは万華鏡写輪眼の使い過ぎによるものに違いありません。サスケへの想いはうちは一族よりも重いものだと感じていたイタチは、結果的にサスケが万華鏡を開眼することを手助けするような形で死んでいきました(むしろ開眼させる為に)。イタチ自身の命を奪うような危険な万華鏡をサスケに与えるのは、矛盾しているような気がして、違和感を感じてしまいます。それがトビ=マダラに対する対抗手段であったとしても。
イタチは、死に際に天照をサスケに託したのですが、ナルトにも何かを託している様子がこの巻の冒頭で描かれています。サスケが万華鏡で、命の危険に晒されたときに、イタチがナルトに残したものがサスケを助けるような気がしてなりません。
ともあれリアルタイムのジャンプではペインが九尾を狩る為に木の葉を侵攻し、月曜がまた待ち遠しくなってきました。ナルトの仙術修行は興味ありません・・・。
2008年11月11日
秋の夕暮れ

京都駅の近くはビルが多くて空が狭かっのが残念でした。
残念といえば、自転車がパンクして、タイヤも古くなっていたので全交換したことです。僕の心はブルーに染まってます。
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そのあと、空はこんな風に燃えていました。
世界の終わりみたいです。
2008年11月08日
頂上をめざして

一週間前、息子といっしょに坊村からびわ湖バレイに登りました。大文字山や瓜生山を歩いたことはあったのですが、山頂まで歩くのは初めてなので、期待と不安を胸に出発の朝を迎えました。
連休中だったので出町柳から朽木村へ向かうバスは登山客でいっぱいです(バスも2台でました)。早めに起きて並んでおこうと思っていたのに、やっぱりぎりぎりになってしまい、出町柳から坊村までの1時間はずっと立ちっぱなしでした(息子は知らないおばさんの端っこに座らせてもらいました)。
明王谷の入り口、坊村のバス停に着いたのが9時前。バスを降りるとすっかり元気を快復して、息子は先を急ごうとします。登り口で登山届けを出して、ぐねぐねと曲がる林道をゆっくりと登りはじめました。明王谷の林道は昔、車が入ることができたので、当時いちばん上まで行き、何度かキャンプをしたことがあり、そこから夫婦滝までは歩いたことがありました。今回の山登りはそのときの微かな記憶を頼りに計画したのです。
息子は毎日のように保育園の裏山を歩いたり、駆け回ったりしているので、体力が心配なのは自分の方でした。1時間ほど歩いて、林道の終点でいったん休憩。おにぎりを食べ、水を飲んで白滝谷沿いの登山道に入りました。


谷沿いの道はだんだん険しくなり、足場も悪くなります。木を組んだ橋をわたったり、ロープを張った細い道を通り抜けます。息子は「ここはあぶないなあ」といいながら、楽しそうに目印のテープを見つけては先へ進んでいきます。谷の方に落ちたら随分危険なところもあって僕は肝を冷やしました(実際、この日の朝も事故があったようで、登り口のところで警察と消防の車が数台いきかっていました)。
夫婦滝までがかなり長い道のりで、勾配もきつかったので、だんだん息子も疲れてきたようです。それでも少し休むとまた元気が復活します。山はそろそろ紅葉のシーズンに入っているのではと思っていたのですが、目を見張るような色に染まった紅葉はありませんでした。


夫婦滝への降り口に着いたのは12時過ぎでした。息子は別に滝に興味がないので、そのまま先へすすみます。夫婦滝を過ぎると道はなだらかになり歩きやすくなりました。並行して流れる谷川に小さなイワナが泳いでいるのが見えます。もしかすると大きなイワナが淵の底に隠れているかもしれません。


しばらく歩くとびわ湖バレイスキー場のゲレンデに出ました。急勾配のゲレンデの向うに山頂の建物が見えます。あちこちにある鹿のふんをよけながらゲレンデを登って、打見山の山頂に着いたのは1時半頃でした。

見晴らしのよいベンチに腰掛け、楽しみにしていたラーメンを作って食べました。吹きっさらしの頂上の風は冷たくて、ふたりで震えながら熱いラーメンをすすりました。食事をするなら夫婦滝を過ぎたあたりの方がよかったようです。あたたかな日射しがさして気持ちよさそうなポイントがいくつもありました。
琵琶湖を見下ろすと、息子はその大きさに素直に驚きの声をあげ、ビワコオオナマズを探していました。
帰りはロープウェイに乗って、一気に下り、志賀駅からJRで京都まで戻りました。このコースは帰りの歩きを省略できるので、普段山登りをしない僕らには助かります。
僕は帰宅して泥のように寝たのですが、息子は母親といっしょにピーターパンを観ていました。元気の塊です。

■出町柳7:45〜坊村8:45〜明王谷〜白滝谷10:00〜夫婦滝12:00〜びわ湖バレイスキー場13:00〜山頂駅13:30
2008年11月02日
琵琶湖バレー

夫婦滝までの道はスリルがありました。息子は全然元気ですが僕はへろへろです。
山頂はかなり風が冷たいです。
ラーメンとビールで乾杯です。