2007年07月06日
ダフト・パンク エレクトロマ

先週、久しぶりに観てきた映画が「ダフト・パンク エレクトロマ」。
ダフト・パンクのスタイリッシュな世界観をぎゅっと詰め込んでえいっと乱暴に映画にしてます。ヘルメットを被っただけのロボットは美しく最初のインパクトはかなりあります。
どうやら人間になりたかったのに、人間になれなかった主人公(?)の二人の物語は徹底的にシュールで台詞もありません。二人(というより2台)は延々と砂漠を歩いて唐突に自死を選択します。頼りない爆発と太陽光とレンズをつかっての自らを燃やす様はもしかすると笑いとばすべき場面だったのかも知れません。
淡々とした映像とときおり挿入される音楽に負けることなく僕の頭の中ではずっと「ワン・モア・タイム」が鳴っていました(眠気に抗うために・・・)。あの曲に象徴されるようなダフト・パンク的なハッピーでアッパーな高揚感を期待すると100%裏切られます。
みなみ会館での上映は今日(7月6日の21:45〜)がラスト。お見逃しなくとは云えません。しっかり睡眠をとっていかないと、ひたすら眠ってしまう場合があるので要注意です。
予告編で観た「ルネッサンス」がおもしろそうでした。モノクロームで細密な2054年のパリを描いた映像がかなり凄かったです!
■ダフト・パンク エレクトロマHP
■ルネッサンスHP
■みなみ会館HP
追記
9月26日にDVDがでるみたいですね。