2006年05月15日
梅小路蒸気機関車館と「パヴァーヌ」

日曜日、北白川の自宅からバスを乗り継ぎ梅小路蒸気機関車館にいってきたのだ。

旧二条駅を移築(JR二条駅は1996年までこの風情ある駅舎だったのだ)した館内には蒸気機関の歴史や昔のSLの古いモノクロ映像が楽しめるブースなんかがある。

駅舎から奥に抜けると転車台を中央に配置した扇形車庫内に10台ほどの機関車が展示されていた。
扇形車庫は文字とおり扇をひらいたような車庫に機関車を格納している。
かなめには転車台があって機関車はそのうえで方向転換し、
向きをかえたり転泉するようになっているのだ。
車庫内に並んだ機関車は黒い鉄がぎらぎらと光に反射してなかなか恰好よかったのだ。
車庫の脇には黒い石炭の煙を噴き出す「スチーム号」があって、実際に乗ることができる。汽笛の音が大きくて気持ちを昂揚させるのだ。

蒸気機関は今では電気にとってかわられたのだが、「パヴァーヌ/キースロバーツ(扶桑社)」では蒸気機関が発展した世界が描かれている。1968年に発表されたSF史に残る傑作なのだが、サンリオ版に続き、扶桑社版も現在廃刊。手に入りにくい状態になっていて残念。
大友克洋監督の「スチームボーイ」も蒸気機関ものだったなぁ。

Posted by もり at 23:58│Comments(2)
│ホン
この記事へのコメント
小学校の頃の社会科見学を思い出しました。
汽笛の音がいいですよね!
汽笛の音がいいですよね!
Posted by J2 at 2006年05月16日 00:02
そう、汽笛の音が最高なんです!
間近で聴くとココロが震えます。
間近で聴くとココロが震えます。
Posted by もり at 2006年05月16日 00:14