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2007年10月23日

息子の病気

 息子がアレルギー性紫斑病という原因がよくわかっていない病気を患い、先週から落ち着かない日々を送っていました。

 最初に息子の異変に気がついたのは奥さんでした。息子の左足の内側に大きな青紫に染まった親指くらいの痣を見つけたのは先週の火曜日のことでした。痣が大きいにもかかわらず保育園で特にケガをしたということも聞いてなかったので、奥さんは首をかしげていました。僕には打ち身か捻挫のように見えました。息子は特に痛がる様子もなかったのですが、木曜日に大文字山に登る遠足があったために、あまり足が痛むようだと、楽しみにしていた遠足を休まなければなりません。
 
 翌日、保育園が終わったあと、念のため、病院で診てもらうことにしました。診察をはじめた先生は息子の足の様子を診るとすぐに、表情を険しくして、紫斑病の疑いがあると母親に告げたのでした。大きな痣のようなものに加えて、膝から下に小さな赤い湿疹のようなものができていることも指摘されました。虫さされだと思っていたのですが、これも内出血によるものでした。
 紫斑病にはいくつかの症例があって、病気の程度によっては入院や手術は必要であるということです。すぐに採血と尿の検査がおこなわれました。

 血液中の赤血球の数に若干の異常がみられるということで、アレルギー性紫斑病と診断されました。

 すぐに入院が必要なものではないのですが、激しい運動は禁じられ、しばらく自宅療養をすすめられました。遠足はもちろん、通園もできないということでした。またもう一度、詳しい検査をしたいので、金曜に診断するようにいわれました。

 ネットで調べると、完治に1〜2ヶ月はかかると書いています。また症状がひどくなり腎不全を併発することもあって、そうなると一生腎臓に障害が残るというようなことも書いてあります。なんだか油断のならない病気のようです。本人は普段通りに元気いっぱいで、僕はその立ち振る舞いがいちいち愛おしくてなりません。

 金曜の診断でも入院とか、緊急を要するような事態ではないことが確認され、とりあえず安心はしたものの、最低でも一ヶ月程は通院を続けながら、様子をみるといった感じでした。
 奥さんは仕事を長期休むことを申し出、保育園にもその旨を伝えました。

 週末はほとんど家で過ごしました。大好きな自転車に乗るのも当分の間、辛抱させることにして、家の中で絵本を読んだり、絵を描いたり、レゴで遊んだりしました。僕は不埒なことに釣りのシーズンが終わっていてよかったなどと、口にできないことを思ったりする次第です。

 そして、今日、三度目の診察があったのですが、意外なことに明日からの通園を赦されました。定期的に診察を受けなければならないのですが、驚異的な回復です。というかかなり初期の段階で診察してもらい、クスリを処方してもらったのがよかったのかも知れません。先週、遠足が控えてなければ、病院にいくのはもっと後になり、病気はずっと進行していたはずです。

 今回、処方されたクスリはどぎついオレンジ色をした「アドナ散10%」。処方箋には「毛細血管を補強して、出血時間を短くして止血を止めるお薬です」と書かれてあります。今日はそのクスリすら、もう飲まなくていいと云われました。

 そういうわけで多方面に心配をかけたのですが、明日から息子は保育園です。奥さんも無事に復職することができました。
 用事があって、今朝、保育園に行った僕は担任の保育士やクラスメイトのお母さんにたぶん一ヶ月くらいは休むことになりますと神妙な顔をして病気の説明をしたので、担任らは同じように神妙な顔をして同情と心配の気持ちを寄せてくれました。
 明日、息子を保育園につれていくのが恥ずかしくて、今夜は眠れそうにありません。

息子の病気

 でも、なにより息子が回復してよかったのだ。いや、ほんとうに。

アレルギー性紫斑病 Wikipedia


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Posted by もり at 00:37│Comments(8)コドモ
この記事へのコメント
いや、何はともあれ良かったですね。いつものもりさんのエントリーと異なり、長文だし前半部分は大丈夫かなとハラハラしながら読ませて頂きました。子供の病気はどんなものでも心配ですね。うちも上の子がまだ幼稚園のころ、頭に脂肪の塊みたいなものが出来て、手術するかどうかで夫婦でもめたことを思い出しました。まあ、何とも無くて今に至るわけですが。

あれほど心配させられた娘から今では「バカオヤジ」などと言われ、心配して損したと思うばかりです。もりさんも早くこの心境になりますように。
Posted by drac-ob at 2007年10月23日 00:58
大事に至らなくてよかったですね。
どんな病気でも、早期発見早期治療が大切です。
早い回復で恥ずかしいなんてことはありません、堂々とうちの子はえらいって思ってあげて下さいね~。
Posted by bun at 2007年10月23日 13:26
ホント、良かったなぁ。子供は宝だもんなぁ。でも、子供ってやっぱり不安定な存在だし、心配事は尽きませんよねぇ。早くに兆候に気付かれた奥様をしっかり褒めてあげてくださいねー。^^
Posted by のり at 2007年10月24日 01:23
drac-obさん、こんばんは。
僕も子供が可愛いのはきっと10歳位迄のような気がしてなりません(笑)。もう半分が過ぎたのかと思うと少しさみしいです。

bunさん、こんばんは。
とにかく今回の件では息子はよく頑張りました。採血の注射も泣かずにうける、なかなか恰好いいやつです。

のりさん、こんばんは。
奥さんは本当にえらいのですが、なんでもブログねたにしてしまう父親は不安でしようがありません・・・。
Posted by もり at 2007年10月24日 02:48
もりさん、こんばんは。
しばらく忙しくてチェックしてなかったら
大変なことになってたみたいで、
復活されて何よりでした。
後半を読むまではハラハラしてしまいましたが、ホント回復されてよかったです。
Posted by +0 atelier at 2007年10月24日 17:20
+0 atelierさん、おはようございます。
ほんとに復活してなによりでした。
保育園でも、もういつものように走り回っているようです。
昨日は転んだみたいでひざ小僧のところをいい感じに擦りむいていました!
Posted by もり at 2007年10月25日 09:50
初めまして。検索していたらたどり着きました。
うちの息子も同じ病気になり、緊急入院しています。
もう2週間になります。腎炎を併発してしまったので、今月いっぱいの入院になると思います。
息子さん、初期で見つかってよかったですね!
人間、健康が一番だと思い知らされています。
今後もお大事にしてくださいね。
Posted by hanako. at 2007年11月04日 22:49
hanakoさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

うちのはたまたま遠足が控えていたので、病院にいくことができ、早期の発見につながりました。紫斑だけでは、たぶん病院に行ってなかったと思います。

hanakoさんの方はたいへんですね。
子どもの病気はほんとに心が痛みます。
病気の経過はよろしいのでしょうか?
無事に退院されるといいですね。
Posted by もり at 2007年11月07日 10:18
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