2009年05月20日
「私立探偵」と2・3'S

『FEEL SO BAD / RCサクセション』
清志郎の死からまだ間もないGWの最中にガケ書房へいくと清志郎の知らない曲がかかっていた。
ポップで愛嬌のあるメロディを持った曲を清志郎はテンポよく歌っていた。知らない曲だったので、最近のアルバムに収録されている曲だと思った。
ところが家に戻ってRCのアルバムを順番に聴いていると『フィール・ソー・バッド』にさっきの気になった曲が収録されているじゃないか。
その曲は「私立探偵」という曲だった。
清志郎が死んでから、キヨシロー、キヨシローといつまでも騒いでいるけれど、RCのアルバムを全部が全部よく聴いていたわけではなくて、実際にはもう何年も聴いたことがなかったアルバムも実はあった。
『BEAT POPS』や『BLUE』、『フィール・ソー・バッド』はそのあまり聴いてなかったアルバム群なのだが、なじみの薄いアルバムの中に「私立探偵」のようなお気に入りの曲を見つけると、また新鮮な感じでアルバムを聴けるようになってうれしい。
思いつき度満点、メンバーも手弁当的、勝手に格下扱いをしていた2・3'S の『MUSIC from POWER HOUSE』もよい曲(怒りに満ちた「FUCK YOU」や庶民を揶揄する「善良な市民」なんか)が多くて、いったい当時の僕がなにを聴き、何を聴かなかったのか総括しなければならなくなってくる。
清志郎の歌は僕に届いていなかったのだろうか?
Posted by もり at 00:26│Comments(0)
│RCサクセション、忌野清志郎