2008年06月04日
さようならボ・ディドリー。
ボ・ディドリーが亡くなった。
もちろん僕はボ・ディドリーをボ・ガンボスを経て知ったのだが、あの四角いギターで刻まれるビートは上手くは踊れない僕にもずんずんと響き、身体の底から揺さぶったものだ。
彼のレコードは1枚しか持っていないけど、ジョン・レノンの「スウィート・トロント」のライブに出演している映像が強烈。まだ明るい空の下で前のめり気味に演奏される“ヘイ・ボ・ディドリー”の疾走感のあるリズムは僕のココロに深く刻み込まれている。
享年79歳。
ご冥福をお祈りします。
2008年06月03日
イタチのクリアファイル
ローソンで8月に公開される『ナルト疾風伝』の前売チケット発売に合わせて「ナルト見参キャンペーン」をやっていてチョコを二つ買ってイタチのクリアファイルを手にいれました。右下の名前が太ゴシックなのが今いちなのだがしようがありません。
それより、問題は今週のジャンプの連載です。
イタチのデコピンとサスケへの最期の言葉に、僕はサスケと共に号泣しました。しかしそれも束の間、サスケは木の葉をつぶすと宣言。万華鏡も手に入れてしまいました(ちょっと変なデザインだけど・・・)。マダラの云うことを真に受け、木の葉に闘いを挑もうとしているサスケは、イタチが一族を根絶やしにしてまでも守ろうとした平和についてサスケは考えを巡らすことはできないのでしょうか?
マダラの云うことを全部信じていいはずがありません。
うちは一族のクーデター計画とイタチが木の葉から命を受け一族を虐殺したところは本当なのだと思いますが、イタチとマダラの関係、イタチと「暁」の関係にはまだ留保すべき事項がいくつかあるように思われます。マダラの写輪眼に反応して、天照が発動するようにサスケの眼に仕込んだということは、イタチはマダラからサスケを守りたかったのだということに違いありません。
思えばサスケはイタチが両親を含む一族を虐殺したという事実だけで、イタチのその苦しい気持ちを慮ることもなくただただイタチを倒すためだけに力を得ようとしてきました。そして、ここでもマダラの語る真実(とやら)を全面的に受け入れて、イタチを苦しめた敵とばかりに木の葉に向かおうとしています。
万華鏡写輪眼をその眼に宿したにもかかわらず、サスケは真実を見定めることがかなわないようです。