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Posted by 京つう運営事務局 at

2007年08月01日

蝉の羽化

 週末の夕方、息子を連れて修学院の小さな公園に遊びにいくと、桜の木にアブラゼミがとまっていました。息子に教えてやると、捕まえたいというので肩車にのせてやりました。彼が手を伸ばすとアブラゼミはジッと僅かな声をあげ逃げていきました。息子の足を押さえる手にオシッコがかかりました。

 息子を肩から降ろして、桜の木の根元をみていると、蝉の幼虫が仰向けにひっくりかえり手足をバタバタさせています。無数の蟻に囲まれ、全身に蟻が十匹ほどたかっています。
 
 蝉の幼虫を見るのは僕もはじめてのことでした。
 


 蟻の群れから離してやり、からだに着いた蟻を払ってやると、力強く前足を動かしています。抜け殻しか触ったことがなかったので、手に取ったときその重量感に生命が詰まっているような気がしました。

  

 まだ明るいうちに土中から這い出してきてしまった蝉の幼虫を、家に持ち帰り、レースのカーテンに引っ掛けて蝉の羽化を待ちました。
 日が暮れた8時半頃、背中のところに小さな割れ目を発見。羽化がはじまったようです。



 神秘的な蝉の羽化に誰よりも興奮し、暗くした部屋にときをおかず、何度も見に行ったのですが、割れた背中はもう少しだけ開いただけで、成虫がその全身をあらわすことはありませんでした。
 蟻に襲われ、僕や息子に触られ体力を失ってしまったのでしょうか・・・。5年か、6年か、土中で溜めこんだ力を使い果たしてしまった幼虫は背中からわずかに白い成体を見せたまま朝になってもカーテンにぶらさがったままでした。

京まんざらさんのブログで、蝉の羽化を見ることができます。うーん、やっぱり写真を見るだけで、興奮します・・・。  

Posted by もり at 01:26Comments(2)ムシ