2015年08月12日
夏の古本まつりと帰省

昨日からお盆休みなので、下鴨神社で開かれている夏の古本まつりに行ってきました。
今年は均一台でもぼちぼち気になる本をひらうことができ、いつものように釣りの本と、古本の本などでデイパックはいっぱいになりました。
今年の目玉は昭和五年に刊行された日本地理大系の山岳篇です。背のところがボロボロで表紙まわりの状態はよくないのですが200円だったので文句はありません。
写真も多く、執筆陣もなかなか豪華で、じっくり時間をかけて読みたくなるような図鑑です。

執筆陣の名前は、今でも岩波や中公文庫で見ることができる当時のオールスターといった感じです。
気になったのは、北アルプスや南アルプスらの項目と並んで台湾の山岳、朝鮮の山岳という項目があるということです。侵略して支配し、日本の国土ということになってたんですね…。
今日はこれから新幹線に乗って帰省します。
2014年11月24日
フィッシュ・オン!!!!!

ずっと探していた開高健のフィッシュ・オン、朝日新聞社版を某ブックオフで入手しました。古い本なので、ブックオフらしい値段がつけられており、まったく躊躇しませんでした。
このブログの記事タイトルには感嘆符を五つ付けたのですが、本当は20個くらい付けたい気分でした。
今年は知恩寺の古本まつりで欲しい本が全然見つからなくて、モヤモヤした気持ちを抱えていたのですが、この一冊で溜飲を下げました。
釣り人の多い有名河川の、僕だけが知ってる秘密のポイントで尺物を釣ったような気分です。今年はこれだけでいいです。不満は一切ありません。大満足です。
2014年08月12日
下鴨納涼古本まつり

台風の影響で今日が初日となった下鴨神社の古本まつりへ行ってきました。

昼前から、長時間うろうろしてまたたくさん買ってしまいました。
ブルータスの創刊三号に、ナボコフが二冊と翻訳家のムック、滝本誠の映画評論、中島梓のSF評論、開高健、中沢新一、ディランの伝記に釣りの本と、古い山の本などなど、です。

2013年11月02日
百万遍、秋の古本まつり

連休の初日、百万遍の知恩寺で31日からはじまっている秋の古本まつりに行ってきました。
春も夏もいいのだけど、やっぱり秋のがいちばん安いです。
今日は釣り関連の本が買えたのでなかなかの収穫です。まだ出版されて間もない背畑雄三の釣りのエッセイや、湯川豊が編んだ釣りのアンソロジーをはじめ、バラードや中井英夫の文庫、それに吉本隆明と坂本龍一の音楽機械論など、またまた秋の夜長がさらに長くなりそうです。
2013年08月11日
下鴨納涼古本まつり

春の古本まつり以来のブログ投稿は、夏の古本まつりです。
開場時間にあわせて下鴨神社の糾の森にでかけ、ほぼ4時間丁寧にみてまわったのに、今年の成果はたったの四冊。ブライアンイーノの日記を発見したときはテンションがあがったのですが、あとは車谷長吉と松浦寿輝と釣りの本と、消化不良なのは否めません。
北海道に行く予定はまったくないのに、北海道の湖と渓流を購入しました。ところどころ書き込みがあります。道南の落部川の案内ページでは、昭和52年7月1日ウグイ28・32、イワナ17・12計4匹と記されていて、ちょっと残念な結果だったみたいです…。
最終日にもう一回行きたいところなのですが、今年は13日から16日まで実家に帰る予定なので、次の百万遍の古本まつりまでおあずです。

2013年05月03日
春の古本市

みやこめっせで開催されている「春の古本市」。約二時間、ぐるっとまわって9冊購入。中上健次に小島信夫、葛西善蔵、上林暁、内田百閒関連の文庫、スティーブ・エリクソンに、ボルヘスとソンタグ。それに佐々木敦となかなか良い買い物ができました。あとは釣り関連の本があれば完璧でしたが、ピンとくるのが見つかりませんでした。
いつか全部読めるといいな…。