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2006年07月22日

冬虫夏草と芦生の森。

 雨は午前のはやい時間で止んだので、息子が参加した「京都造形芸術大学こども芸術大学」『本と手をつないで子育てしたい2006』では雨あがりの瓜生山を短い時間だが散策したそうだ。
 大きな虫眼鏡を手にした講師の久山喜久雄さんを先頭に、30組の親子が虫や植物に目をこらしながらゆっくりと山道を歩いた。息子はもちろんだけど、母親も冬虫夏草クモタケ(蜘蛛から生えてます)を見つけたりして楽しんだみたい。


冬虫夏草と芦生の森。 ところで、昨日の京都新聞に美山にある京大の芦生研究林(演習林から呼び名がかわった)の滋賀県側からの入山が禁止になったという記事が載っていた。
 滋賀県、福井県との県境に広がる芦生の森は大正10年から京大の演習林として使用されている広大な原生林だ。
 由良川の源流部に自然の森が広がっている。下流部に事務所があって入山者の管理をしているのだが、演習林の北東にあたる滋賀県との県境にある地蔵峠からも入山できるようになっていた。かっては地蔵峠の手前まで車でいくことができた(数年前に峠のずっと手前にゲートが設置されそこから30分ほど歩いて峠を越えるようになったらしい)。もう10年近く前のことだが、ボクは何度かそこから演習林にはいり、由良川の源流にそって1時間位歩いたところから、釣りをしたことがある。

 何度か釣り雑誌でも見たことがあるし、わりと有名な釣り場だったのだけど、釣り場まで最低でも1時間は歩かないとたどりつかないので、京都府内では珍しく春先を過ぎても魚が残っていた。
 しかし、釣りをしながらもなんとなくここで釣りをしても大丈夫なのだろうかという心配はあった。まったくの手つかずというわけではないけれど、しっかりと管理され守られている森を守ったほうがいいのではないかという思いは持っていた(もちろんそれよりも魚を釣りたい気持ちの方が強かったから1時間も山道を歩いたのだが・・・)。

 釣り人だけではなく、山歩きでの入林ももちろん多く、『入林者の増加に伴う歩道(周辺)の拡大と踏み固めにより、森林の荒廃が急速に進行』しているため、今回の入林禁止という措置になったようだ。
 もう長いこと行ってないし、釣りを抜きに何時間も山を歩いたりすることはないのだけど、芦生の森にはまたいつか行ってみたい。魚を釣ることができなくても、ネイティブのヤマメやイワナ(イワナはまだ源流に集落があったときに滋賀県側から持ち込まれ、放流されたらしい)の存在を感じながら川沿いの山道を歩くのはきっと楽しいはずだ。

芦生研究林HP
京都新聞 滋賀県側からの入山禁止  京大芦生研究林 森林破壊や遭難防止へ



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Posted by もり at 01:52│Comments(0)シゼン
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