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Posted by 京つう運営事務局 at

2009年12月30日

闇に浮かぶ。



デジカメのなかに不思議な写真が残されていました。
息子が撮ったみたいです。  

Posted by もり at 11:23Comments(3)シャシン

2009年12月26日

ボブ・ディラン!

大阪のボブ・ディランのチケットとりました。
なにしろ最初で最後のライブハウスツアーです。前に大阪城ホールでみたときは、なんかぬるい記憶しか残ってないのですが…。
とにかく奇跡のようなツアーであることは間違いありません。
月曜までに入金です!
  

Posted by もり at 11:57Comments(0)モブログ

2009年12月18日

夢の釣り



ごくまれに釣りに行く夢を見ることがある。でもたいてい釣りをする前に夢から覚めてしまうのだ。

今朝もそういう夢をみた。はじめての川に着き、準備をして川岸に立つと、上流の方ではっきりとイワナがライズするのが見えた。夢の中だから、イワナが水生昆虫を補食するところが都合良くズームアップして見えた。なにしろイワナの斑紋やネイティブを表わすヒレピンの尾びれまではっきりと認識できたのだから・・・。

それで、釣りをはじめたら問題ないのだけど、そのポイントを同行者にゆずって僕は下流で移動するのだ。下流の流れは急に貧相になり、しかも滝のようになって、滝下を降りるのにちょっと骨が折れそうな感じだ。やれやれ、と僕は呟きながら滝の左側を降りていくのだけど、その途中で降りれなくなってしまう。身動きすらできない。無理して下降しようとした拍子にロッドティップを木の枝に引っ掛けてしまう。無理に抜こうとしてロッドは変な過重が掛かって、折ってしまう始末だ。それで竿先の折れた箇所を手にして途方に暮れていると、夢から覚めるのだ。

夢の中くらいは存分に釣りしたいのだけど、結局、一度もキャスティングすることすらなくて、目覚めは最悪だ。仕事にも行きたくなくなるのも当然だ。

“イワナのもっとも堅固な隠れ家は、「昔」の中である”との湯川豊は『イワナの夏』で書いているけれそ、夢の中でも、イワナはやっぱり記憶の奥の方に隠れているような気がする。

『イワナの夏』の続編ともいえる『夜明けの森、夕暮れの谷』をようやく手に入れて、すぐに読んでしまった。湯川豊の端正ですこやかな文章が、禁漁期で釣りに飢えた僕のココロに、静かに、深く沁み入る。深く沁み入ったのだけど、僕を夢の中で夢のような釣りに導くには滋養が足りなかったみたいだ。

『夜明けの森、夕暮れの谷』はフライロッダーズでの連載をまとめたものだと思っていたのだけど、巻末の初出一覧を見ると、そうでもなくてこの本に未収録のテキストの方がずっと多いことがわかる。それもまとめて本にしてくれないかな。そうしたら、きっと夢の中でも釣りができるに違いないのに。あの斑紋まではっきりと見えたイワナを僕のフライで誘いだし、そのぐりぐり動くイワナの手応えを感じることができるのに・・・。

   


Posted by もり at 02:27Comments(0)ホン

2009年12月12日

釣れんボーイ



 先日、『釣りキチ三平』のことを書いたのだが、他に釣りマンガといえば、『釣りバカ日誌』くらいのもので、1000万人を超える(ほんとに?)釣り人口のことを鑑みるとあまりに釣りマンガの歴史は貧相だ。

 やはり釣りはひとりでするものだからなのか?「友情・努力・勝利」の方程式にはまりづらいのか?バス釣りをチーム対抗で魅せたりすればいいんじゃないか?それとも、僕が知らないだけなのか?

 釣り少年たちと伝説の釣り師たちの5対5の釣りバトル(ルアー、フライ、餌釣りの釣り方やターゲットをかえれば組み合わせは無尽蔵だ)とか、魚がヒットした瞬間にギャラクティカマグナムみたいに火弾がとんだり、宇宙があらわれたりするような必殺技を身につければきっと盛り上がるに違いない。
 
 そんなジャンプ的なマンガとは対極にあるけれど、釣りマンガの名作をひとつ思い出した。いましろたかしの『釣れんボーイ』だ。

 売れないマンガ家“ひましろたけし”がときに釣りに没頭し、ときに日常を憂い、ときに妄想を膨らませるだけの、ぼんやりとしたマンガだ。鮎にのめり込み、東北から山陰、四国にまで鮎を追って遠征する。釣れれば尊大になるし、釣れなければ落胆して、肩を落としながら帰路につく。でもまた前のめりに釣りに出掛ける。
 たいして売れていない(からなのか)、ひましろ先生はマンガを描くこともせず、釣りに行き過ぎる。ただただ、それがうらやましくて、自分が人生を誤ったかのような気もしてくるから、実は危険な思想書なのかも知れない。必殺技はでてこないけれど、釣りの悦びと無機質で淡々とした社会生活と、くだらない妄想には深く共感してしまます。

 ぼーっと読むのに適してます。僕は分厚い単行本を持っているのですが、上下巻の2冊になった文庫本も出ています。

   


Posted by もり at 16:44Comments(4)ホン

2009年12月09日

鴨川の生物



週末に北山の植物園の近くでみつけたアオサギ。
静かに、じっと立っていました。

正面を向き、その小さな目で何を見ているのでしょう。
  


Posted by もり at 22:08Comments(0)シゼン

2009年12月08日

「釣りキチ旅日記」とアカメ



釣りのシーズンも禁漁にはいって2ヶ月が過ぎました。春まで、まだまだ長いので釣りに関する本を読んでいます。

「釣りキチ旅日記」は釣りマンガの金字塔「釣りキチ三平」の作者、矢口高雄が雑誌「つり人」に連載していたエッセイを集めたもの(発行は昭和61年)。

鮎釣りや渓流釣りはもとより、三平のシリーズの中でも興奮して読んだ覚えがあるブルーマーリンやキングサーモンダービーに、取材と称して挑んだ顛末もあってうらやましい限りです。キングサーモンの釣りには今は亡き西山徹氏も顔を出していて、腕が痛くなるほどキングサーモンを釣っています。キングサーモンもブルーマーリンも三平が釣った魚は桁違いのでかさで、その釣る迄の過程や、フックしてからのやりとり、そしてランディングしてからの勇姿(魚影)も全て印象的です。連載当時、僕は小学生で近所の用水路でフナくらいしか釣ったことがなかったのだけど、ブルーマーリンが死の間際に見せる神秘的な体色変化を、いつか自分の目で見たいと憧れていたのを思い出しました。

キングサーモンもブルーマーリンも遠い異国の釣りだったのだけど、四国にアカメという魚が棲むことを知ったのも「釣りキチ三平」を通してでした。実際にアカメを釣りに行ったわけではないけれど、連載と前後して、修学旅行で行った桂浜水族館で見たことはあるのを覚えています。怪物のような赤い目をした巨大魚が、同じ四国に棲んでいて、三平と真剣勝負をしたのかと思うと、なにやら誇らしげでもありました。心情的にはアカメを応援していたハズです。

今月のフライフィッシャーで備前貢氏がフライでそのアカメを釣っています。あんまり大きくて釣った備前氏自身、腰を抜かすほど興奮している様子が誌面から伝わってきて、30年たった今も怪物は怪物のままであったことに拍手を送りたくなりました。

  


Posted by もり at 01:22Comments(2)ホン