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2009年06月30日

「ありがとう!忌野清志郎 追悼上映」



やっぱりRCSは企画してくれました。

清志郎が出演した映画を集めた「ありがとう!忌野清志郎 追悼上映 ~こんな映画も見なよ~」が開催されます。

▼7月2日  10:30~『たみおのしあわせ』
        20:15~『たみおのしあわせ』
▼7月3日  10:30~『お墓と離婚』
        20:15~『チキン・ハート』
▼7月4日  10:45~『不確かなメロディー』
        20:15~『お墓と離婚』
▼7月5日  20:15~『不確かなメロディー』
▼7月6日  20:15~『不確かなメロディー』
▼7月7日  19:00~『お墓と離婚』
        21:00~『チキン・ハート』
▼7月8日  19:00~『お墓と離婚』
        21:00~『チキン・ハート』
▼7月9日  19:00~『不確かなメロディー』
▼7月10日 19:00~『不確かなメロディー』

7月2日からの9日間。毎日でも通いたいくらいなのですが、2000年のラフィータフィーのツアーを追ったドキュメント『不確かなメロディー』だけは観にいかねば、と考えています。

パンフレットとかも売ってたらいいのにな。

■みなみ会館HP

   


2009年06月20日

『初期のRCサクセション』のデモテープが聴きたい


『初期のRCサクセション/RCサクセション』

僕の持っている『初期のRCサクセション』のCDは『楽しい夕べ』と2枚組セットになっている。オリジナルツイン・シリーズというものでCDが普及し始めた頃に尺の短いLPをセットにしてリリースしていたのだ。2枚組で4,400円なので、たいして安くもない。

ライナーノーツが入っていて(LP発売時のものと同じものなのだろう)、メンバーの誕生日や出身高校や身長、体重まで記載されているのが70年代初期を思わせておかしい。なんとなくニューミュージックっぽい扱いなのだが、ファーストは清志郎の声以外が全部スタジオミュージシャンのものに差し替えられたくらいなので、ホリプロのイメージ戦略みたいなものもあったのかも知れない(RCのメンバーが録音したファーストのデモテープはないのだろうか?)。

とはいえファーストからRCサクセションはRCサクセションであり、忌野清志郎は忌野清志郎以外の何者でもない。

「たまには一人で 何かやってみろよ/いつでもみんなといっしょなんだね」(シュー)、「たとえお客がいやな奴ばかりでも/ぼく達はいつもいっしょうけんめい/歌っています」(メッセージ)、「あの娘に会えない時は この娘に会おう/この娘に会えない時は あの娘に会おう/恋人が二人いると いつも幸福」(国王ワノン一世の歌)、「金さえあればこの世の物は/何でも手に入れられるのさ/幸福だって女だって金で買えない物はない」(この世は金さ)と挑発的だ。

そして「本当の事なんか言えない/言えば殺される」(言論の自由)と歌うのだ。


清志郎の誕生日は4月2日なので、あと一日早く生まれていればリンコさんや破廉ケンチと学年が違い、RCに繋がる「ザ・クローバー」は結成されなかったのかも知れない。

清志郎が亡くなってはや四十九日が過ぎようとしている。まったく個人的なことなのだが清志郎は僕の息子の誕生日に亡くなった。これからずっと、息子が誕生日を迎える度に、清志郎が死んだ日のことを僕は思い出すのだ。

   


2009年06月10日

こんな夜におまえに乗れないなんて


「MARVY/RCサクセション」

いつの頃からか清志郎は自転車にはまって、今月の「BE-PAL」でも「ありがとう清志郎さん!あなたの旅は、ブルースでした」と追悼される始末だ。健康的でアウトドアな清志郎は、乗り物をセックスと絡めて歌にするのが得意だった清志郎のイメージとかけはなれている。

  こんな夜におまえに乗れないなんて
  こんな夜に発車できないなんて
  「雨上がりの夜空で」

  おまえのエアポートに着陸したい
  ホラもう滑走路はこんなに濡れて
  「スカイ・パイロット」

“バッテリーはビンビンだぜ”だとか、“エンジンの性能をためしてみないか”だとか、清志郎はわかりやすかった。

『MARVY』におさめらている「 SHELTER OF LOVE 」でも“いくら僕のマシンがよくてもだめさ”“ぼくをシェルターのなかに/入れて入れておくれよ/君のシェルターのなかに/入れて入れておくれよ”と歌うのだ。

70年代の売れない時代をどうにか生き延びた清志郎はRCサクセションを再生させるために、ステージ上では派手にメイクをして、誰よりも高くジャンプして、「愛してまーす」と叫んだ。そしてセックスをイメージさせるような歌を、これはいいアイデアだとばかりに歌わずにいられなかったのだ。

乗り物とは関係ないけれど、梅津和時率いるDANGERのアルバムにおさめられた「貴女のお嬢さんに」が好きだ。これもわかりやすくて何度聴いてもにやにやしてしまう。

  貴女のお嬢さんによろしくお伝えください
  息子が会いたがっています
  この次お会いする時は草原のその奥に息子を
  連れて行こうと思います。
  ララララ……息子が会いたがって泣いてます
  「貴女のお嬢さんに/DANGER」

やさしいピアノと清志郎の声にフリーキーなベースとホーン、ドラムが静かに絡み合う名曲なのだ。