『ル・ノイズ/ニール・ヤング』
『Le Noise/NEIL YOUNG』
ニール・ヤングの話題の新譜をようやく購入。基本、エレキギターの弾き語り。ダニエル・ラノアのプロデュースもけっこう評判になっている通り、なかなかの好盤です。
エレキギターに限らずアコースティックだろうが、バンドだろうが、ニール・ヤングが歌えば、もうニール・ヤングの世界でしかありません。ベテラン(65歳!)の割に多作でけっこう思いつきでどんどん新譜をリリースしてます。2000年以降もWikipediaによると9枚の新譜をリリース、さらに珠玉のアーカイブシリーズもリリースしていて、日本(今なら韓国か?)のビジネスマンのように働いてます。
なので、アルバムによって曲にムラがある(と僕は思う)のですが、『ル・ノイズ』は曲がいいです。アコースティックや、バンドででも聴いてみたくなります。まぁ、たぶんニール・ヤングのことですから、単なる思いつきでひとりで演ってみたのでしょう。歌いたいことがあり、曲ができる。レコーディングしてリリースする。真っ当なアーティストの真っ当な活動としか言いようがありません。
収録が8曲で40分というのも潔くていいです。正直ボーナストラックは要りません。ベストアルバムでもない限り、70分はいっていても、大抵は冗長なだけです。アルバム単位で聴く僕らの世代の勝手な感想でしょうが・・・。
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Neil's Garage
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