おそろしい一日

もり

2011年03月11日 23:55

地震も津波も怖過ぎます。TVがないので新聞サイトで断片的な情報を拾っていたのですが、USTREAMでNHKやTBSが配信を行っているのを見つけずっと見ていました。あの火災の中に、あの水流の渦のなかにひとが巻き込まれているなんて、人智の及ばない暴力と破壊の神が世界の終わりに向け進軍ラッパを鳴らしているとしか思えません。

観測史上はじめての規模の地震に個人でできることは限られていて、募金くらいしか思いつきません。地球や自然の圧倒的な力の前にいったい何ができるのでしょう。

いつも思うのは100年に一度とか、200年に一度の大雨にそなえるとか云って、いろんなところでダムを作るのですが、そんな想定をあっさりと、しかも遥かに超える災害を自然はもたらします。物は壊れ、人は死にます。何千億もかけてダムを作るくらいなら1万人に1000万円を配った方がいいのではないでしょうか?

僕はたまたま生き残っていますが、我が家の直下にある花折断層のことを思うと夜の闇に耳をそばだててしまいます。阪神淡路大震災のときの地鳴りを今でも思い出します。今も断続的な余震と津波が襲っています。僕は僕にできることを考えるしかありません。

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