月鉾と鉾を組み立てるロボット。
四条界隈で鉾の組み立てが始まりました。毎年思うのですが、これから一週間、
祇園祭の周辺地域はひどい渋滞を生むことになります。
四条室町の西にある
月鉾は人気の鉾のひとつ。たくさんの縄をつかってひとつひとつの部品を組み立てていきます。組み立ててから巡行までの間は1週間ばかり。毎年繰り返し組み立ててはまた解体されます。鉾に乗る
稚児さんは既に
長刀鉾以外は
稚児人形に変わっているのですが、鉾を組み立てるのはあいかわらず人間だったりします。(
長刀鉾のは
生き稚児といいます)
いつか鉾を組み立てるロボットが誕生して「
ピタゴラスイッチ」で「今日のロボットは鉾を組み立てるロボットでした」なんて紹介される日がくるのかと思うとちょっと楽しいです。
鉾を組み立てるロボットは器用に部品をもちあげ、縄でくくり、次第に鉾の形が整えていきます。鉾建ての棟梁さんとロボットメーカーの整備士がその姿を見守っているのです。
う~ん・・・・、まだずいぶん先のことですね。
そんなわけのわからないことを考えるのも、陽射しがきついせいです。じりじりと照りつけて意味なくスーツを着ているボクの活力を余裕で奪っていくのです。アタマもだんだんぼんやりしてきます。
祇園祭は夏の祭りだなぁと思う次第です。
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