自分にできること
新しく発信されるたびに数百人規模で増える死者・行方不明者に途方に暮れるのに、福島第一原子力発電所の状況はさらに追い打ちをかけてくる。「ニホンの原発は安心です!」とこのような状況でも、揺らぐことなく断言できればよかったのだけど、乱発される“想定外”に、いったいどこまで想定していたのか、心配になる。全ての機器が停止したとしても安全を確保しなければならないのは果たして無理な注文なのだろうか?その無理を押し通すことにより人間の知恵は進歩を遂げてきたのではないのだろうか。
それでも現場では本当に命がけで対応しているのだと思う。不眠不休が続き判断力も体力も限界に近いところで、皆んな踏ん張っているのだと思う。だから今は冷静に、見守ろう。彼らを応援しよう。
そして京都では停電もなく日常の生活が滞りなく送れるのだから、僕は精一杯仕事をしよう。その分、マジメに税金だって払うし、少しは募金だってするのだ。それに節電にだって協力する。電気をまわすことができなくても、火力発電の燃料の節約に繋がるハズだ。
でも正直なところ臆病な僕は地震が拡散しているのが気になります。世界の底が抜けるような巨大な地震が起こしたエネルギーがあちこちに歪みをもたらしているのだとしたら・・・。オカルトじみた想像すら膨らんでくるので、今日はもう寝ます。
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