荒野に立つ。
大文字の火床から見上げると、青い空に浮かぶ真っ白な雲が、強い風に煽られて形をかえながら、北西から南東の方向へ流れていきました。ただの保育園児に過ぎない息子もなんとなく恰好いいです。吹きすさぶ風の中、荒野に、旅立つ少年のようでもあります。
前日の雨と強い風で空気が透き通っていたので、山頂に立つと鴨川から淀川へと続く流れの一番向こうに大阪の高層ビル群が見えました。
少し前に
黒谷さんの山門に登ったとき、かっては山門から大阪城まで見渡すことができたというのに驚いたのですが、この光景を見るとあながち嘘でもない様子。
京都盆地から淀川沿いに大阪方面、南の方は奈良の方までずっと見渡すことができます。
敵軍の移動をいちはやく察知することができたというのも改めて実感。丸見えです。
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