東寺の夕方と般若心経。
日が暮れる寸前の東寺、五重塔。
東寺の開祖は云わずと知れた弘法大師、空海。・・・とばかり思っていたら建立したのは藤原伊勢人というひとで、建立から20数年後の弘仁14年(823年)に嵯峨天皇から空海に賜ったそうだ。
それから真言密教の根本道場となり栄えたのだ。
ボクの実家は香川であるから当然(なのか?)、真言宗でお経は
「南無大師遍照金剛(なむだいしへんじょうこんごう)」と唱えていました。法事のときとか、熱心な親戚は般若心経を暗誦していました。
般若心経といえば、
「色即是空、空即是色」が有名ですが、子どもの頃はなにより
「ぎゃていぎゃてい はらぎゃてい はらそうぎゃてい(羯諦羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦)」の語感に不思議なインパクトがありおかしかったものです。
東寺、五重塔は高さ54.8メートル。木造塔としては日本一高い塔でもちろん国宝に指定されています。現在の塔は5代目で、寛永21年(1644年)、徳川家光の寄進により建てられたものです。
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東寺 Wikipedia
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般若心経 Wikipedia
※夕暮れの写真の続き→
今日は昼間の空もキレイでしたが、夕方もなかなか気持ちのよい空が広がっていました。
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