海洋堂フィギュアミュージアム展

もり

2007年05月22日 06:17

 息子を連れて国際マンガミュージアムの「海洋堂フィギュアミュージアム展」を見てきました。



 海洋堂といえば、食玩のフィギュアで有名なのですが、ガンプラ第一世代の僕にはガレージキットの海洋堂のイメージが燦然と輝いていて、現在のような一般にも認知されるような大ブレイクは奇跡のような話です。造形を突き詰めた結果、コアなユーザーの集うマニアックな世界から突き抜けて、広く世間に受け入れられるようになった、まったくマンガみたいなサクセスストーリーが痛快です。

 で、フィギアミュージアム展は基本、食玩の展示でした。もちろん優れた造形の食玩が無数に並んでいるのは見ていて楽しいのですが、僕としては、もっと海洋堂の一点ものの大きなフィギュアとか、ジオラマ模型とかを期待していたので、ちょっと拍子抜けでした。どこにもそんな告知が出ていないですし、僕の勘違いですが、これでは中国の食玩製造工場の製品展示ではないかと、悶々とした気持ちになりました(ちょい辛口です!)。

 「恐竜を見にいこう」と誘った息子は僕とは違い、恐竜の食玩をはじめとした動物や昆虫のフィギュアに夢中でした。(展示会場自体はそう広くないので)会場内を何度もぐるぐるとまわっていました。

 展示会の景品として無地のフィギュアをもらい、彩色するコーナーがありました。ティラノザウルスのが欲しかったのですが、見事に外れ息子が手にしたのはドン・キホーテです(彩色されたドラゴンももらいました)。なぜ、ドン・キホーテなのかは知りませんし、息子にこれは何かと訊かれても「ドン・キホーテだ」としか答えることができないのですが、意外に楽しげに色を塗り始めました(すぐに飽きてしまいましたが・・・)。



 マンガミュージアムへ行くのは2度目だったのですが、ゆっくり時間を過ごしたのは初めてでした。息子と紙芝居を見たり、絵本コーナーで絵本を読んでやったり、まるでよい父親のように振る舞いまった土曜日の一日でした。もちろん、マンガもまとめて読みましたよ。

国際マンガミュージアムHP

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