京都えき美術館と「よるくま」
6月3日より京都駅ビルの
美術館「えき」京都で
“世界の絵本作家展 絵本作家ワンダーランド”が開催されます。
昨年、世界最大級の児童文学賞とされる
アストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞した
荒井良二をはじめとして、
島田ゆか、
酒井駒子らの絵本の原画が展示されます。
また
荒井良二のトーク&サイン賞や
サラ・ファネリのサイン会も催されます。
ボクはイラストレーターとしても活躍する
酒井駒子の
「よるくま」が好きなのだ。
よるのように真っくろなよるくまと男の子の冒険物語。
どこかへいってしまった母ぐまをいっしょに探すよるくまと男の子。家にもどこにも居ず、見つからない不安と緊張がだんだん増していきます。よるくまが流すまっくろな涙、あたりも暗くなってきたところに、流れ星が流れます。
たすけて ながれぼし!
よるくまの切ない願いが流れ星にたくされる瞬間がスリリングで背筋がゾクゾクします。いや、まじで。
これはいちど読んでみてください。
酒井駒子の絵はかわいいのに、夜の闇はけっこう深いのでいっそうその世界にひきづりこまれるのです。
島田ゆかの「
バムケロシリーズ」もおとなに楽しい絵本ですね。(もちろん、こどもにも。)
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