本を読む夜

もり

2006年11月10日 03:23

今、読んでいる本は「コフィン・ダンサー(上)/ジェフリー・ディーヴァー」(文春文庫)と「イブン・バットゥータの世界大旅行―14世紀イスラームの時空を生きる/家島 彦一」(平凡社新書)。

 

「コフィン・ダンサー」は四肢が麻痺した科学捜査専門家リンカーン・ライムが主人公のシリーズ2作目。冷酷無比な天才殺し屋とライムの息詰る攻防。片時も休まるヒマがなくストーリーが展開していく。科学捜査の最先端(発表は1998年だが)におののきます。エンタテイメントとしての価値高し。

「イブン・バットゥータの世界大旅行」は14世紀に広大なイスラム社会とアジア・アフリカを生涯をかけて旅した男の記録『大旅行記』の解説本。とにかくずっと旅をしているのですが、原本である『大旅行記』を読まないことにはどうにもおさまりがつきません。ちょっと中途半端。もっと波乱万丈な旅の顛末を要約してほしいなり。それとも原本もたいして波乱がないのか?

今夜のBGMは
「Love Affair/MARIE PIERRE」
UKラヴァーズの大本命(と帯には書いてある)のアルバム。なんとなく心地いいです。ふんわりした気持ちになれます。疲れたココロ沁み入る歌声です。

「ファンタズマ/コーネリアス」
新作が出たばかりのコーネリアス。このアルバム辺りで、フリッパーズの片割れ小沢健ニを逆転しました。

「FISSHERMAN'S BLUES/the Waterboys」
アイリッシュなアルバム。一時、アイリッシュ系のバンドにはまったことがある(ポーグスとか)。但し、このCDを聴くのは久しぶり。結婚してから初めてなことは確実。どうして聴く気になったのか説明がつきません。

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