秋の古本まつり
百万遍の知恩寺でおこなわれている古本まつりに行ってきました。天気もよくて、ゆっくり本を見てきました。
ボクとしては均一棚や3冊1000円みたいな特価本で欲しかった本を安く手にいれたいのですが、そういつもうまい具合に見つかるはずもありません。
釣りのエッセイと内田百閒の旧かなづかいの本をいつも探すのですが、釣りエッセイは意外に高い値段のままだし、内田百閒の本はまったく見つかりませんでした。それにあんまり集中していると半分もみない内に頭がぼんやりしてきます。
購入したのはこれです。↓
「でも私は幽霊が怖い/佐藤亜紀」
「バルタザールの遍歴」からこの作家の小説は好きなのですが、エッセイ集は初めて見つけました。四谷ラウンドという初めて見る名前の出版社から出ています。帯によるとあと2冊刊行されているようなので、また探さねば。
「高い城・文学エッセイ/スタニスワフ・レム」
「惑星ソラリス」で有名な作家でSFに分類されがちですが、現代文学の極北をいくような作家です。レムさんは今春亡くなってしまいました。国書刊行会の本はわりと好きなのですがよく古本市でよく見かけます(昔は新刊で買っていたのですが・・・)。この本もずっと欲しいと思っていた本です。
「星と嵐/ガストン・レビュファ」
釣りの本と並んで山の本も好きなので購入。古い新潮文庫。これは200円でした。
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