『ノー・カントリー』を観た
みなみ会館で『ノー・カントリー』を観てきました。
いたるところでハビエル・バルデムが演じる殺し屋“アントン・シガー”の不気味さが、そのエクセレントな髪型(笑)と共に語られていますが、パンフを読んで、そのハビエル・バルデムと僕の生まれた日が10日も違わないことに驚きました。
スペインでうまれ育ったハビエル・バルデムと四国で生まれた自分を比べてもまったく意味がないのですが、彼のあらゆるパーツが太い顔をみていると、同じ人間だという気がしなくなります。もちろん役作りもあるのでしょうが、破格にタフな彼の顔を最初から最期まで見入っている間に2時間の映画は終わってしまいました。
コーエン兄弟の作品では『ファーゴ』が好きで、そのあともちょくちょく彼らの作品を追っかけていたのですが、評判の割にずっと今イチでした。なんかぬるい映画が多かったような・・・。でも『ノー・カントリー』は掛け値なしの傑作です。
原作の『血と暴力の国 /コーマック・マッカーシー』も読みたくなりました。
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みなみ会館HP
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