『海を見る』
5月27日より
みなみ会館で
フランソワ・オゾン監督の
「ぼくを葬る」が公開されます。監督の作品としては
「8人の女たち」や
「スイミングプール」が有名なのですが、いちばんすごいのは
「海を見る」。
一瞬、う○こがスクリーンいっぱいに映し出されかなり引きます。
しかも水洗トイレに浮かんでいてリアルにやな感じなのです。
映画館であんなに不快な気分になったのはほかにないです。
(いや、ありました。
マルキ・ド・サドの
「ソドムの120日」を映像化した
パゾリーニの
「ソドムの市」が。あの映画のなかではう○こ食べてたような気がします。まあ、「ソドムの市」は変態映画といっても過言ではないのでしようがありません。)
ところで、
「海を見る」なのですが、フランスの監督らしく色づかいがとてもきれいです。でもスクリーン全体から漂ってくる不協和音に気持ちは決して平穏になることがなく、ずっとざわざわして落ち着かないんです。映画を見ている間、不安が膨らみきらずにボクの気持ちの底のほうで寸止めされて、居心地の悪いまま終幕に向かいます。
あの不快感の振り切れなさかげんが
オゾン監督の本質のはずなのです。
ゆる~い不安な感じは決して解放されることがないのです。
だいたい、
フランソワ・オゾンって名前自体かなりうさんくさいと思いませんか?
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