エドワード・ゴーリーの絵本
2000年から2004年まで、毎年年末になるとクリスマスプレゼントのように出版されていたエドワード・ゴーリーの新しい絵本が数年ぶりに本屋に並んでいるのを見つけました。
「ジャンブリーズ」は19世紀のナンセンス詩人、エドワード・リアの詩に絵をつけたもの。ふるいに乗ってジャンブリーズに向かう冒険譚(といってしまうとかなり乱暴ですが・・・)。ストーリーよりも韻を踏んだ文とゴーリーの絵に浸ってしまえば、大人も十二分に堪能できる絵本です。
※もう一冊、「輝ける鼻のどんぐ」という本も出たようです。訳はもちろん柴田元幸。
エドワード・ゴーリー未読の方には「うろんな客」がおすすめ。うろんなという言葉が正鵠を得たあやしい客人の傍若無人なふるまいを描いた一冊です。
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