「GLASTONBURY グラストンベリー」
少し前のことだけど映画「GLASTONBURY グラストンベリー」を観た。グラストンベリー・フェスティバルはレディングフェスと並ぶイギリスの音楽フェスで、その30年の歩みを描いたドキュメンタリー。
ヴェルヴェット・アンダーグランド、プライマル・スクリーム、レイディオヘッド、デヴィッド・ボウイ、ケミカル・ブラザーズ、プロディジー、トゥーツ&メイタルズなどなど、錚々たるメンツのライブシーンを挟みながらグラストンベリーフェスの30年を追っかける2時間20分。次々と挿入されるライブはどの曲も途中で容赦なくぶち切られるのだけど、農場主が語る30年の歴史とエピソード、その生々しい映像にぐいっと引き込まれると映画はあっという間に終わってしまい残念。観客の笑顔と弾けっぷりが尋常でないのも素晴らしい。もっと観たいっていうか、グラストンベリーへ行きたいと激しく思う。(フジロックさえ行ったことないのに・・・)。
猛々しいビョークのライブがベストで、首周りに贅肉がつき老けたモリッシーにかなり落胆。グラストンベリーに30年ぶりに出演したというデヴィッド・ボウイがまだまだ色気があったのと比べると、余計にかなしい。ライブ映像がもっとあって10時間くらいの上映時間でも全然問題ない感じだったのだ。
監督のジュリアン・テンプルはセックス・ピストルズのドキュメンタリーも撮っているのだけど、今度、ジョー・ストラマーのドキュメンタリー「ロンドン・コーリング/ザ・ライフ・オブ・ジョー・ストラマー」がみなみ会館で上映予定で、これも楽しみ。
■
「GLASTONBURY グラストンベリー」HP
■
Glastonbury Festivals HP
■
「ロンドン・コーリング/ザ・ライフ・オブ・ジョー・ストラマー」HP
関連記事