『人間を守る読書/四方田犬彦』

もり

2011年02月06日 22:59



『人間を守る読書/四方田犬彦』(文春新書)を読了。

好きな作家が、なにかの折りに言及していた本は気になるもので、そうやって僕は自分の読書の系統樹をいろいろな方向に(偏っているかも知れないのですが)伸ばしてきました。本屋で自分のアンテナにひっかかる本を探すのも楽しいのですが、あらゆる本を読むことはできないので、書評も参考になります。

四方田犬彦は特に映画マンガの評論などで、僕の好きな作家の範囲とかぶるので『人間を守る読書』もサクサク読めて、何冊かひっかかる本が見つかりました。『越境の時/鈴木道彦』と『三島由紀夫・昭和の迷宮/出口裕弘』の2冊。あと『岡田史子作品集』も。

読みたい本が増えるのはいいのですが、問題は読む時間と、本を置くスペースです(年初に、今年は本を片付けるように、と家人に念を押されました…)。


 

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