天河大弁財天社と古い民宿。
天川村での釣りの途中、ちょうど
天河大弁財天社が近くにあったので参拝してきた。
天河大弁財天社は
役小角や
空海にもゆかりのある古い社だ。
細野晴臣と
中沢新一が日本の霊地を巡り対談をしている
「観光」という本があるのだが、その対談は天河からスタートしている。
能とも関係が深く、本殿の向かいには舞台もあった。社殿のまわりは鬱蒼としていて暗く、必要以上に荘厳な感じがした。
ちょうど7月17日は夏の「例大祭」にあたり、境内には屋台が並び、その真ん中で子供たちが相撲をしてた。
天河大弁財天社のまわりには古い民宿が並んでいた。偶然、写真に撮っていたのだが
「観光」のなかで
“宿泊は民宿「柿坂」が最高だが事前にかならず連絡して心して行くこと”と記されてた。
街道沿いに残る古い民宿(江戸時代から続くような)は不思議な味わいのある建物が多い。
ずっと前に伊勢の近くの
「麻吉旅館」に泊まったことがあるのだが、かって遊郭だった建物は斜面に建つ木造6階建て(!)。縦横に階段がのび、部屋は不規則に並び、トリップ感満点。まじでおすすめです。
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天河大弁財天社HP
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麻吉旅館
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