2009年のアマゴ
ようやく僕の2009年の釣りが開幕しました。朝から出発して北陸の釣り場に着いたのはお昼前。道路沿いにたっている温度計は山間部でも20度を超えていて、風はやむと日射しが強く感じられます。
これまではいったことのなかった本流に降りると、最初の大きなプールでいくつものライズが始まっていました。ざっと見渡したところで少なくとも5匹くらいは同時にライズしていそうです。そのときは16番のフライを付けていたのですが、珍しく2投目くらいで、流れのレーンに乗って、いちばん最後尾のライズがあったあたりで、僕のフライに出てきて、釣り上げたのが20センチ弱のアマゴでした。
さい先の良いスタートに浮かれていると、ライズはまだプールのあちこちで続いています。今日はすばらしい釣りになると確信したのですが、その後はまったく釣れませんでした。風は強くなって対岸の流れまでフライをプレゼンすることができないのは僕の技量にも問題大有りです。でもむきになってキャスティングすると、風に煽られてティペット部分がからまって、苛々して、冷静さを失い、釣りが雑になってしまい、さらに丁寧な釣りから遠ざかるという悪循環。もう全然ダメです。
その後、支流(といっても大きな川)に移動すると、上流のさらに向うに聳える白山にはまだ雪がたくさん残っているのが見えました。案の定、雪代がはいっていて、増水した流れに反応はなく、時間だけが過ぎていきさらに移動することもなく夕方になってしまい、この日の釣りは終了。かろうじてアマゴを一匹釣ったものの、釣り始めに釣った分なので、思い切り消化不良です。
次ぎはGW釣行です。今年は岐阜(飛騨)方面へ行く予定です。それまでにはしっかりフライを巻いて準備します。あと10日しかありません。
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