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2009年06月20日

『初期のRCサクセション』のデモテープが聴きたい


『初期のRCサクセション/RCサクセション』

僕の持っている『初期のRCサクセション』のCDは『楽しい夕べ』と2枚組セットになっている。オリジナルツイン・シリーズというものでCDが普及し始めた頃に尺の短いLPをセットにしてリリースしていたのだ。2枚組で4,400円なので、たいして安くもない。

ライナーノーツが入っていて(LP発売時のものと同じものなのだろう)、メンバーの誕生日や出身高校や身長、体重まで記載されているのが70年代初期を思わせておかしい。なんとなくニューミュージックっぽい扱いなのだが、ファーストは清志郎の声以外が全部スタジオミュージシャンのものに差し替えられたくらいなので、ホリプロのイメージ戦略みたいなものもあったのかも知れない(RCのメンバーが録音したファーストのデモテープはないのだろうか?)。

とはいえファーストからRCサクセションはRCサクセションであり、忌野清志郎は忌野清志郎以外の何者でもない。

「たまには一人で 何かやってみろよ/いつでもみんなといっしょなんだね」(シュー)、「たとえお客がいやな奴ばかりでも/ぼく達はいつもいっしょうけんめい/歌っています」(メッセージ)、「あの娘に会えない時は この娘に会おう/この娘に会えない時は あの娘に会おう/恋人が二人いると いつも幸福」(国王ワノン一世の歌)、「金さえあればこの世の物は/何でも手に入れられるのさ/幸福だって女だって金で買えない物はない」(この世は金さ)と挑発的だ。

そして「本当の事なんか言えない/言えば殺される」(言論の自由)と歌うのだ。


清志郎の誕生日は4月2日なので、あと一日早く生まれていればリンコさんや破廉ケンチと学年が違い、RCに繋がる「ザ・クローバー」は結成されなかったのかも知れない。

清志郎が亡くなってはや四十九日が過ぎようとしている。まったく個人的なことなのだが清志郎は僕の息子の誕生日に亡くなった。これからずっと、息子が誕生日を迎える度に、清志郎が死んだ日のことを僕は思い出すのだ。