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2009年06月10日

こんな夜におまえに乗れないなんて


「MARVY/RCサクセション」

いつの頃からか清志郎は自転車にはまって、今月の「BE-PAL」でも「ありがとう清志郎さん!あなたの旅は、ブルースでした」と追悼される始末だ。健康的でアウトドアな清志郎は、乗り物をセックスと絡めて歌にするのが得意だった清志郎のイメージとかけはなれている。

  こんな夜におまえに乗れないなんて
  こんな夜に発車できないなんて
  「雨上がりの夜空で」

  おまえのエアポートに着陸したい
  ホラもう滑走路はこんなに濡れて
  「スカイ・パイロット」

“バッテリーはビンビンだぜ”だとか、“エンジンの性能をためしてみないか”だとか、清志郎はわかりやすかった。

『MARVY』におさめらている「 SHELTER OF LOVE 」でも“いくら僕のマシンがよくてもだめさ”“ぼくをシェルターのなかに/入れて入れておくれよ/君のシェルターのなかに/入れて入れておくれよ”と歌うのだ。

70年代の売れない時代をどうにか生き延びた清志郎はRCサクセションを再生させるために、ステージ上では派手にメイクをして、誰よりも高くジャンプして、「愛してまーす」と叫んだ。そしてセックスをイメージさせるような歌を、これはいいアイデアだとばかりに歌わずにいられなかったのだ。

乗り物とは関係ないけれど、梅津和時率いるDANGERのアルバムにおさめられた「貴女のお嬢さんに」が好きだ。これもわかりやすくて何度聴いてもにやにやしてしまう。

  貴女のお嬢さんによろしくお伝えください
  息子が会いたがっています
  この次お会いする時は草原のその奥に息子を
  連れて行こうと思います。
  ララララ……息子が会いたがって泣いてます
  「貴女のお嬢さんに/DANGER」

やさしいピアノと清志郎の声にフリーキーなベースとホーン、ドラムが静かに絡み合う名曲なのだ。