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2009年05月23日

コブラも悩むことがある


『コブラの悩み / RCサクセション』

『コブラの悩み』は抜群のタイトルだ。
コブラのもつ強く明確なイメージと当時の忌野清志郎やRCを取り巻く状況、そしてロックという表現が持つメッセージがうまく合致している。

『コブラの悩み』には『カバーズ』騒動のあとの日比谷野外音楽堂のライブがおさめられている。一曲目はバンドの「アイ・シャル・ビー・リリースト」のカバー。2曲目の「言論の自由」はRCの懐かしいナンバーだ。

1972年にリリースされた『初期のRCサクセション』におさめられている「言論の自由」や終盤に演奏される「あきれて物も言えない」を聴くと、このときの騒動が決して突発的なものでなかったことがわかる。清志郎は1970年前後にバンドをはじめた頃から、社会や権力と同じように戦っていた。そして、それを歌にして歌っていたのだ。

清志郎は感じたことを歌にして、好きな歌を歌う。社会のいろんな圧力を、歌によって軽々を飛び越えてしまう。それも本能的に。感覚的に。いわば思いつきで。(ちょっとしゃれになんないのにアルカイーダズなんてのもあってYOUTUBEで見ることができる)。

村上春樹がイスラエルで語った「壁」と「卵」の話しにあったシステムに対する違和感について村上春樹が小説を書くように清志郎は歌を歌うのだ。


『コブラの悩み』の最後に「君はLOVE ME TENDERを聴いたか?」の出だしだけ収録されている。その頃、清志郎がFM大阪で「夜をぶっとばで」という番組をもっていて、フルヴァージョンを流したことがあった。当然、エアチェックして永久保存のカセットテープに残して大事にしていたのだが、これもまたYOUTUBEで聴くことができるようになっている。5月2日以降いろんな清志郎がアップされているので、いろいろ見ていたら全然終わらない。